【DeFi】PancakeSwapでお金を増やす方法を解説(MetaMaskとPancakeSwapの組み合わせ)

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仮想通貨で金利を得ることができたらいいなと思ったことはことないですか?

DeFiの仕組みを利用すれば仮想通貨で金利を得ることができますよ。

DeFi=decentralized finance、分散型金融

仮想通貨の値上がりで含み益は出ているけど、まだまだ上がると私は考えています。

また、今売ってしまうと税金が多く取られるんですよね。

なので、少なくとも税制が変わるまでは保有している仮想通貨のガチホを決めてます。

そこで、保有している仮想通貨を売ることなく生かす方法を提供してくれるのがDeFi(分散型金融)の一つである分散型取引所(DEX)の「PancakeSwap(パンケーキスワップ)」です。

「PancakeSwap」を使った取り引きで、仮想通貨を売ることなく、貸し出す(預ける)ことによって高い金利を得ることができます。

さらに、金利をもらうことに加えて、別の仮想通貨をもらうことも可能。

もらった仮想通貨をさらに貸し出すと、また別の仮想通貨がもらえるという嘘みたいな話が実際にできてしまいます。

仮想通貨を貸し出すことで得られる金利は20%から、高いもので200%を超えています。

一般の投資の世界では年利20%はハイリターンの部類。

200%だと詐欺レベルですよね。

さすがに200%はハイリスクですが、20%くらいなら現実的に投資できる内容です。

仮想通貨に使われている技術は未来を変える技術として期待されていて、「PancakeSwap」などイールドファーミングについてはまだ参入している人が少ないため、ありえない金利がついているんです。

リターンとリスクにゆがみが生じている感じ。

知っている人、やった人が得をする状況です。

イールドファーミング(流動性マイニング):分散型取引所に一時的に仮想通貨を貸し出すことで、金利を稼ぐ投資方法

この記事では私が実際に「PancakeSwap」を使って仮想通貨を貸し出して報酬を得る方法を紹介します。

仮想通貨は持ってるけど、有効利用したい人、イールドファーミングに関心がある人は参考にしてください。

サイトは日本語ではなく英語のサイトを使うことになるんですが、このブログ記事の流れでやれば、英語が読めなくても始められるようにまとめました。

PancakeSwap(パンケーキスワップ )でイールドファーミングを始める

まず、PancakeSwapとは、BSC(Binance Smart Chain、バイナンススマートチェーン)とうプラットフォームに構築されたDEX(Decentralized Exchange、分散型取引所)のAMM(Automated Market Makers、自動マーケットメーカー)です。

で、PancakeSwapで行うのは大きく分けると以下の2つになります。

  • 流動性「Liquidity」を提供して手数料をもらう(0.17%)
  • FLIPトークンをもらって「Farm」に預けてCAKEをもらう

まず流動性を提供するのは通貨ペアになります。

この記事ではBNBとBUSDの通貨ペアで紹介しますね。

なお、預ける通貨ペアごとにFLIPトークン(LPトークン)がもらえるので、これを「Farm」で預けて(stake)、報酬であるCAKEを得ます。

通貨ペアごとに金利が異なりますが、だいたい20%以上は期待できる状況です。

たまったCAKEは他の仮想通貨に交換することが可能で、CAKEをたくさんためて、CAKE自体を運用したり、BTCやUSDCなどの他の通貨に交換する、または円に変えることが目標になります。

仮想通貨の流動性の提供をしてトークン(FLIPトークン)をもらうことを「イールドファーミング(流動性マイニング)」と言います。

このブログ記事の目的は、PancakeSwapで仮想通貨を貸し出す「イールドファーミング」の解説になります。

MetaMask(メタマスク)のインストール

まず、PancakeSwapで仮想通貨を利用できるようにするためにウォレットを準備します。

ウォレットはMetaMask(メタマスク)を利用すると便利です。

MetaMaskを利用開始するには、ブラウザのchromeの拡張機能でインストールします。

MetaMaskを利用すると仮想通貨の送金などを全てのブラウザ上で行うことができます。

こちらのサイトへアクセスしてインストールしてください。

偽サイトがあるみたいなのでご注意を。

サイトにアクセスしたら、「Download now」をクリック。

次に「Chrome」を選択して、「Install MetaMask for Chrome」をクリック。

ダウンロードが終わったら、「Add to Chrom」をクリック。

ポップアップで「拡張機能を追加」をクリック。

以下の画面が出たらChromeへのインストール完了です。

MetaMaskでウォレットを作成

次に、インストールしたMetaMaskで自分のウォレットアドレスを作成します。

下の画面で「Get Started」をクリック。

拡張機能でアクセスする要求を許可するためにMetaMaskをクリック。

次に「Create a Wallet」をクリック。

「I Agree」をクリック。

任意のパスワードを設定して、「作成」をクリック。

自分のウォレットにバックアップフレーズが設定されるので「CLICK HERE TO REVEAL SECRET WORDS」をクリック。

四角で囲まれた12単語を順番に紙などにメモしてから、「次へ」をクリック。

メモした12単語を順番に選んで、「確認」をクリック。

問題なく設定されたら、ウォレットアドレスの作成が完成です。

これがメイン画面。

Account1という表示の下にあるのが作成したウォレットアドレスになります(表示はフルではなく省略されています)。

MetaMaskでBinance Smart Chain(BSC)へ接続

MetaMaskでPancakeSwapを利用するために、MetaMaskをBinance Smart Chain(BSC)へ接続する設定を行います。

まず、MetaMaskのネットワークから「カスタムRPC」を選択します。

次に各項目に以下の通り記入して保存をクリックします。

  • Network Name: BSC Mainnet
  • New RPC URL: https://bsc-dataseed1.binance.org/
  • ChainID: 56
  • Symbol: BNB
  • Block Explorer URL: https://bscscan.com/

ネットワークにBSC Mainnetが追加されて、接続できるようになります。

 BINANCEからウォレットアドレスに資産を送金する

ここで、PancakeSwapで投資する前に、MetaMaskで作成したウォレットアドレスに仮想通貨を入金します。

私が送金したのはバイナンスコイン(BNB)です。

私のBNBはiPhoneのTrustWalle(トラストウォレット)に入っていて、いったんBNBをBINANCEの口座に移してからMetaMaskへ送金するという手順を踏みました。

というのも、Android版のTrustWalletだと、PancakeSwapへ接続するDAppブラウザが利用できるのですが、私が利用しているiOS版Trust Walletでは、Apple AppStoreガイドラインに合わせDAppブラウザが削除されていて、PancakeSwapに接続できないようになっているんです。

BINANCEの口座を持っていない場合はこちらから作成してくださいね。

(無料)BINANCE(バイナンス)の口座を開設する

TrustWalletからBINANCE口座へBNBを送金する方法

iOS版Trust Walletから BINANCE口座へBNBを送金する方法です。

すでにBINANCEに仮想通貨を持っている人は、この説明は不要ですので、読み飛ばしてくださいね。

まず、BINANCE口座の右上のウォレットをクリックして、「ウォレット概要」を選択。

次に「入金」をクリック。

ポップアップ画面で「仮想通過入金」をクリック。

警告画面が出てきますので、「合意」をクリック。

BNBの入金ネットワークは「BEP2」を選択します(これ間違わないように)。

下に表示される左のQRコード(BEP2アドレス)が受信アドレス、右のQRコードがMEMOです。

次に、TrustWallet側から送金操作を行います。

まず、初期画面の「送信する」をタップする。

次に、送金する仮想通貨は「BNB」を選択して、「送信する」をタップ。

次の画面で、受信者アドレスにBINANCE口座で表示したBEP2アドレス、送信するBNBの数量、MemoにBINANCE口座で表示したBEP2 MEMOを入れて、「次へ」をタップ。

受信アドレスとBEP2 MEMOはそれぞれスマホのカメラでQRコードを読み取れば自動で入力されます。

とりあえずテスト送金で0.1BNBを送ってみました。

受信アドレス、BNBの数量、BEP2 MEMOが正しいことを確認ししたら、「送信する」をタンプ。

送信されると履歴に送信済みとして現れます。

1分も経たないうちにBINANCEの口座に入金が無事に完了しました。

BINANCEからウォレットアドレスにBNBを送金する

次はBINANCEの口座からMetaMaskで作ったウォレットアドレスにBNBを送金します。

まず、MetaMaskのアカウント下にあるアドレスをクリックしてコピーします。

次に、BINANCE口座の画面で、「出金」、「仮想通貨」と進み、「受取人のBNBアドレス」にコピーしたアドレスを貼り付けます。

ネットワークは「Binance Smart Chain(BSC)」を選択(これ間違うと仮想通貨が無くなります)。

合計額に送金したい数量を記入して、「提出」をクリック。

セキュリティ検証の画面が出てくるので、各認証コードを記入して「提出」をクリック。

問題なければ出金リクエストが送られます。

数分後にはBNBが無事に入金されますのでMetaMask上で確認します。

ちなみに、練習のためにBINANCEから0.1BNBを送金して、出金手数料が0.002BNB差し引かれた0.098BNBが入金されています。

出金手数料はパーセンテージでなく、固定でかかるので、まとまった金額を出すのがお得ですよ。

ここまでやって、送金に自信がついたのでMetamaskに追加送金しました。

MetaMaskをPancakeSwapに接続

ここからはPanacakeSwapでの操作になります。

まず、PancakeSwapのメイン画面で、「Unlock Wallet」をクリック。

ポップアップ画面で「MetaMask」を選択。

MetaMaskのポップアップが出るので、アカウントを確認して「次へ」をクリック。

次の画面で「Connect」をクリック。

無事に接続されると、右上にウォレットのアドレスが省略形式で表示されます。

PancakeSwapでBNBを使ってBUSDを購入

ここまでの操作で、PancakeSwapでMetaMaskにある仮想通貨が使用できるようになりました。

PancakeSwapでの流動性提供には通貨ペアが必要になります。

今回はMetaMaskに入れたBNBを使って預け入れペアとなるバイナンスUSD(BUSD)を購入する方法を紹介します。

もしすでにBUSDを持っている場合はMetaMaskに入れておけば以下の説明はスキップしてOKです。

仮想通貨の購入は、「Trade」の「Exchange」を選択して行います。

Fromに利用できる仮想通貨が表示され(今回はBNBのみ)、To (estimated)で購入したい仮想通貨を選択します(今回はBUSD)。

FromあるいはToで数量を入れると自動的にもう片方の数量が設定されます。

数量が決まったら「Swap」をクリック。

確認画面がポップアップされるので「Confirm Swap」をクリック。

MetaMaskでも確認画面が出るので、「確認」をクリック。

これでBNBでBUSDの購入操作が完了です。

しばらくするとMetaMaskに購入内容が反映されます。

PancakeSwapでBUSD-BNBを預ける

預ける仮想通貨ペアの準備できたので、PancakeSwapで預け入れの操作(流動性の提供)を行います。

「Trade」の「Liquidity」を選択し、数量を入れて「Approve BUSD」をクリック。

なお、BNBとBUSDは1:1(同じ評価額)で提供することになります。

片方の通貨を入れるともう片方の通貨の必要量が表示されます。

次の画面で「Confirm Supply」をクリック。

預け入れを行うと、LPトークン(今回は148.6)がウオレットに付与されます。

貸し出した内容が表示されます。

PancakeSwapでLPトークンをStakeする

最後に、もらったLPトークンをStakeすることで報酬の「CAKE」を貯める方法です。

まず、「Farms」で預けた通貨ペアBUSD-BNBの「Select」をクリック。

次に「Approve BUSD-BNB LP」をクリック。

「+」をクリック。

StakeするLPトークンの数量を記入し(今回はMaxで全量としました)、「Confirm」をクリック。

Stakeが完了すると、報酬として「CAKE」がリアルタイムに増えていきます。

「Harvest」をクリックすると、いつでも収穫できて、PancakeSwap上で他の仮想通貨に交換できます。

LPトークンをStakeすると、「Liquidity」の画面で貸し出し情報は仕様上見えなくなりますが、ちゃんと貸し出しできているので焦らないように。

なお、「Harvest」する際はBNB手数料(数円~数十円)が発生するので、MetaMaskに少しBNBを入れておきましょう。

ちなみに、もらった「CAKE」を「Pools」でStake(預け入れ)するとさらに新たにCAKEがもらえたりします。

最後に

BUSD-BNBを預けて、LPトークンをStakeすることで、どのくらいの利回りが出るか定期的に報告していきたいと思います。

なお、ここで紹介した通貨ペアはBUSD-BNBは変動損失(インパーマネントロ、impermanent loss、IL)が発生する可能性があります。

もし変動損失を抑えたいなら、ステーブルコイン同士の通貨ペアがオススメです。

ステーブルコイン同士(VAI-BUSD)のイールドファーミングはこちらの記事で紹介しているので参考にしてください。

変動損失はイールドファーミングを行うならおさえておくべき知識です。

こちらの記事にまとめていますので参考になればと思います。

スマホでPancakeSwapを取り扱えるようにする設定はこちらで紹介しています。

ちなみに、PancakeSwapを利用するにはBINANCEの口座を持っておことが前提になります。

他の仮想通貨取引にも使えるので作っておいて損はないですよ。

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