【DeFi】VenusでBTCを担保にして借りた仮想通貨(BUSDとVAI)をPancakeSwapで運用する方法

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はじめに

保有している仮想通貨(暗号資産)を売らずに運用する方法があったらいいなと思ったことありませんか?

今回は預けた仮想通貨を担保にして、別の仮想通貨を借りて運用する方法を紹介します。

仮想通貨を借りるために利用するのはVenus(ヴィーナス)というプラットフォームです。

また、借りた仮想通貨を運用する先は以前にも紹介したPancakeSwapになります。

Venusは仮想通貨を預けることで、その価値に応じた仮想通貨を借り入れることができます。

今回はVenusにビットコイン(BTC)を担保にして、借りたBUSDとVAIをPancakeSwapで運用する方法をまとめました。

BUSDは、仮想通貨取引所のバイナンスが発行している仮想通貨で、ステーブルコインの中では時価総額4位で、米ドルと1対1で対応します。

VAIも、米ドルと1対1で対応するvenus独自のステーブルコインで、Venusに預けたお金の50%までを発行することができます。

仮想通貨を別の仮想通貨に交換すると、交換する前の仮想通貨は一旦売却したことになってしまうので、含み益がある通貨は交換せずに運用したいんですよね。

今回の方法だと仮想通貨を売却せずに別の通貨を入手して運用できるのがミソです。

VenusでBTCを預けた場合、金額の最大75%まで通貨を借りることができます。

ただBTCの価格が下落するとロスカットされる可能性があるので、今回は預けたビットコインの30%くらいを借りることにしました。

なお、BUSDとVAIは同じ数量を借りることになります。

なぜかというと、PancakeSwapで貸し出す時に、通貨ペアは同数で貸し出す必要があるからです。

今回は預けたBTCの金額の15%をBUSD、15%をVAIで借りることにしました。

venueの取引で必要なMetaMaskの設定方法は、以下の記事途中で紹介しているので、まだMetaMaskを設定していない場合は参考にしてくださいね。

また、あらかじめMetaMaskにBTCを入れておく必要があるので、以下の記事を参考にしてBSCでMetaMaskにBTCを送金してください。

VenusにBTCを預ける

MetaMaskの準備ができたら、Venusに担保となるBTCを預けます。

やり方は「Supply Market」でBTCBをクリックして、預ける数量を記入します。

今回はウォレットに入っている最大を預けるので「MAX」としました。

確定するには「Supply」をクリックします。

貸し出しが完了すると、「Supply Market」のSupplyに預けたBTCBが反映されます。

(下の画像は以前にテストで預けた数量との合計になっています)

次に、仮想通貨を借りるために、BTCBを担保にするには「Collateral」をオンにします。

メイン画面のSupply Balanceに預け入れたBTCがドルベースで供給残高として表示されます。

VenusでBUSDを借りる

ここからは仮想通貨を借りる操作になります。

やり方はまず、Borrow Marketで借り入れるBUSDを選択します。

次に、借りる入れる通貨量を入力して「Borrow」をクリック。

(この時点で、預けたBTCの15%が989BUSDになる計算です)

借り入れが完了すると、「Borrowing」に反映され、MetaMaskにもBUSDが入ります。

venusでVAIを借り

VAIの借り入れは、「Mint / Repay VAI」の「Available VAI」で行います。

やり方はまず、通貨量は借りたBUSDと同数を記入して、「Mint VAI」をクリックします。

借入が完了するとBorrow Balanceに借り入れたBUSDBとVAIの総額がドルベースで表示されます。

借り入れ額($1,977.95)は、預けた額($6,656.11)の約28%なので、目標の30%以下となっていることが確認できました。

で、仮想通貨を借りることで付与されるXVSを含めた表面利回りは5.27%になっています。

お金を借りたのに、プラスの利回です。。。

PancakeSwapでBUSDとVAIを運用する

次に、借り入れたBUSDとVAIをPancakeSwapで運用する方法です。

こちらは以前に紹介したBNBとBUSDを運用する方法と同じです。

まず、「Liquidity」でBUSDとVAIを選択して同じ数量を入れて、「Approval VAI」をクリックして、進んだら「Supply」をクリック。

預けたBUSDとVAIに応じてトークンが付与されます。

預けた内容はLiquidityで確認できます。

次に、「Farm」で「VAI-BUSD LP」の「Approve Contract」 をクリック。

先ほど付与されたLPトークンの全量を記入して「Confirm」をクリック。

完了すると、仮想通貨「CAKE」が報酬としてリアルタイムに増えていきます。

貯まった「CAKE」は「Hervest」をクリックするといつでも回収することができます。

Hervestする際はBNB手数料(数円~数十円)が発生するので、MetaMaskに少しBNBを入れておきましょう。

なお、LPトークンをStakeすると、「Liquidity」の画面で貸し出し情報は仕様上見えなくなりますが、ちゃんと貸し出しできているので焦らないように。

運用利回りについて

BTCを預けてBUSDとVAIを借りることでトータルだと5%のプラスの利回りが付いてるんですよねぇ。

また、預けたBTCの30%のBUSDとVAIのPancakeでの利回りが約40%なので、通貨の価格変動がない前提だと、BTCを12%で運用できることになります。

したがって、venusとPancakeを組み合わせることで、合計17%(5%+12%)の運用ができることになります。

本当に計算あってるのか?

価格変動や利回りの変化があるので、そうそううまくいかないと思いますが、実際の運用で検証していきたいと思います。

最後に

仮想通貨を売ることなく運用したい場合にVenusはオススメです。

BSCで手数料が低く抑えられる点もいいですね。

Venusで仮想通貨の運用をはじめるなら、BINANCEの口座を持っていると便利ですよ。

まだ口座を持っていないなら、こちらからどうぞ。

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