はじめに
今回はビットコイン(BTC)をWBTC(Wrapped BTC)に交換する方法を紹介します。
WBTCは、簡単に言うとBTCをイーサリアム(ETH)上のトークンとして機能する仮想通貨です。
ETHのプラットフォームでは多くのプロジェクトが動いていますが、BTCはブロックチェーンが異なるためETHのプラットフォームで直接使うことはできないんです。
なのでBTCを売却してETHを購入する必要があったんですが、WBTCを発行することでBTCを売却せずにETH上のプロジェクトに参加することができるようになりました。
WBCTは1WBTC = 1BTCとなるように価値が保証されているステーブルコインの1種で、発行はBitGO社がBTCを預かりWBTCを発行するという形を取っています。
実際のWBTCの入手は様々な取引所で行うことができます。
今回はCoinlistでBTCを担保にしてWBTCを入手する方法を紹介します。
なお、あとで紹介しますがBTCでWBTCを入手する手数料は0.25%と安いですが、WBTCを自分のウォレットに送金する手数料がバカ高いです。
今回は高い手数料(ガス代)を払って勉強することになってしまいましたが、WBTCの入手方法が理解できました。
これからEHTのプラットフォームでBTCを運用したいと思っている方がWBTCを入手する際の参考になればと思います。
Coinlistのアカウント作成
まずはCoinlistのサイトへ行ってアカウントを作成します。
アカウントを作成するには「Get Started」をクリック。
次に、名前、メールアドレス、パスワードを設定します。
登録したメールアドレスに確認アドレスが送に送付されます。
以下のようなメールが届くので、「Verify your email」をクリックします。
Coinlistの自分用アカウント画面が表示されます。
しばらくすると、「Wallet」で以下のように表示されるので、「Verify」をクリック。
ここから個人情報の登録を行います。
段階が多いですが諦めずに頑張りましょう。
必要なのは身分証明書とPCかスマホのカメラです。
途中で身分証明書をカメラで読み込む操作があるので、初めてこの操作をする人は戸惑うかもしれません。
身分証明書の写真と自分の顔を照合する操作です。
もう一つ初めてだとわかりにくいのが2段階認証のためのアプリ設定です。
Coinlistの2段階認証は、スマホのアプリに表示される数字をCoinlistに入力するという方法になります。
「STEP1」に表示されているアプリをスマホにインストール。
アプリを立ち上げて、「STEP 2」のQRコードを読み込んでCoinlistを追加します。
追加したCoinlitに表示されている数字を「STEP 3」の入力して「Enabel」をクリック。
アカウントの登録が完了すると、以下の画面が出てくるので、「Deposit Bitocoin」をクリックしてBTC送付用のアドレスを表示させます。
表示させたアドレスに自分のウォレットからBTCを送付します。
しばらくすると、「Wallet」の「BTC」に送金したBTCが着金します。
CoinlistでBTCを預けてWBTCを受け取る方法
次はいよいよCoinlistに入金したBTCを預けてWBTCを入手する段階です。
まず、「Wallet」で「WBTC」を選択します。
次に、「Get WBTC」をクリックして、以下の画面で、「WBTC」を選択し、交換するBTCの数量を記入して、「Review」をクリック。
次の画面で内容を確認したら、「Confirm Mint」をクリックします。
手数料0.25%が差し引かれた量のWBTCがウォレットに入ります。
CoinlistからWBTCをイーサリアムに送金する方法
次は入手したWBTCをイーサリアムブロックチェーンに送金する方法です。
「Wallet」の「WBTC」を選択して、「Withdraw」をクリック。
送金するWBTCの量と送金先のMetaMaskのアドレスを入力(ペースト)して、「Review」をクリック。
次の画面で2段階認証が要求されるので、スマホアプリに表示されているコードを入力して、「Confirm Withdrawal」をクリック。
しばらくすると、MetaMaskで着金が確認できます。
この送金手数料がめちゃ高いんです。
0.000975WBTC送るのに0.0005WBTC(0.01094525ETH、13.72ドル)も取られしまった。
送金した金額のほぼ半分ですね。
ETHの手数料は送金する量に関わらず一定なんですが、今は非常に高くなっています。
この時はテスト送金なので勉強代として考えることにして、本番は手数料負けいないように、もう少し大きなお金を動かそうと思います。
まとめ
CoinlistにBTCを預けることで、ETHで使えるWBTCの入手ができました。
WBTCはETHの分散型取引所(DEX)で利用できるので仮想通貨の運用の幅が広がりますね。
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