はじめに
ガーミン(Garmin)の新しい魚群探知機「STRIKER Cast」を購入して、先日の釣行で使ってみたので紹介します。
「STRIKER Cast」はスマホが簡単に魚群探知機になるオススメガジェットです。
魚群探知機を身近なものにする画期的な商品なので、これからきっと普及するはずです。
普段の釣りをより楽しい遊びに変えてくれるデバイスになりますよ。
GARMIN(ガーミン)
まず「STRIKER Cast」を作っているガーミン(GARMIN)って知っていますか?
私は「STRILER Cast」を購入するまでガーミンの製品を購入したことがありませんでした。
ガーミンは、30年前に航空機用のGPS製品を出したのが始まりで、身近なものだとスマートウォッチが有名な技術力が高い会社。
今は航空、海洋、自動車、アウトドア、フィットネス市場におけるトップブランドとして知られています。
魚群探知機も数多くリリースしていて、スマホを魚群探知機にできるスマートデバイスとなる初めての商品がSTRIKER Castです。
STRIKER Castの設定
私が購入したのは2種類ある「STRIKER Cast」のうち、GPSなしのモデルです。
個人的な使用では紀州釣りがメインとなるので、GPSは不要と判断しました。
船で使用する場合は、GPS機能付きが便利ですね。
2種類のモデルで違いはGPSの有無だけなので、船で使用を想定しないなら、GPSなしモデルを選んで問題ないです。
価格も安いですからね。
製品名 | STRIKER Cast | STRIKER Cast GPS |
仕様及び性能 | ||
サイズ | 75.8 x 75.5 x 57.87 mm | 75.8 x 75.5 x 57.87 mm |
重量 | 75g | 75g |
防水等級 | IPX7 | IPX7 |
動作温度 | -20 ~ 60ºC | -20 ~ 60ºC |
充電可能温度 | 0 ~ 45ºC | 0 ~ 45ºC |
魚探の特長および仕様 | ||
対応周波数 | 260/455 kHz | 260/455 kHz |
最大水深 | 0.6 m~45 m | 0.6 m~45 m |
フィッシュファインダーの特徴 | ||
フィッシュシンボルID(対象の魚を確認可能) | あり | あり |
自動取得(ノイズを最小化、対象物を最大化) | あり | あり |
Aスコープ(トランスデューサのビームに入った魚をリアルタイム表示) | あり | あり |
スクロールスピード調整 | あり | あり |
水温センサー内蔵 | あり | あり |
アイスフィッシングフラッシャー | あり | あり |
その他 | ||
同梱ロープの長 | 5 m | 5m |
GPS内臓 | なし | あり |
ストリーミング範囲 | 60 m | 60 m |
Quickdraw contours communityからダウンロード | あり | あり |
深度陰影表示 | あり | あり |
マップにウェイポイントをマーク | あり | あり |
稼働時間 | 約10時間 | 約10時間 |
商品には、日本語の説明書が入っていないので、設定の仕方が少しわかりにくかったです。
アプリは日本語なので、設定さえできれば問題なく使用できるので、以下の流れを参考にしてくださいね。
Garmin STRIKER Castのインストール
STRIKER Castを使用するには、まずスマホのアプリ「Garmin STRIKER Cast」をインストールします。
ストアで検索すると以下のように出てくるので入手してくださいね(もちろん無料アプリ)。
アプリの初期画面で注意事項とユーザー登録を行います。
ユーザー登録はメールアカウントとパスワードの設定だけで終了します。
アカウントを作るには「アカウントをお持ちでない場合:作成」をタップして次に進みます。
スマホとソナーデバイス「STRIKER Cast」との接続はBluetoothなので、アプリによるBluetoothの使用をOKしておきましょう。
次に、アプリからの通知について聞かれます。
許可、許可しないのどちらでも良いですが、私は最新情報を得たいので「許可」を選択しました。
設定が終了した時点で以下のようなメッセージが表示されるので、「STRIKER Castを接続します」をタップして次の画面に進みます。
次にソナーデバイス「STRIKER Cast」がオンになっている状況を知るために、「方法を表示する」をタップすると説明が表示されます。
説明によると、「STRIKER Cast」がオンになるには、本体のUSB電源接続の下のピンが水に接触する必要があます。
そして、緑色と赤色のLEDが点滅するとデバイスの電源がオンの状態です。
STRIKER Casの設定
「STRIKER Cast」に接続できたら、以下の設定を確認しておきましょう。
内容は、表示の単位を設定しておくくらいで大丈夫です。
水深は「メートル」、温度は「摂氏」、距離は「キロメートル」にしておきましょう。
ここまでで設定は終了です。
STRIKER Castで紀州釣りポイントを調査してみた
購入したSTRIKER Castを早速、釣りで使ってみました。
私の釣りは紀州釣りなので、岸壁から20-30m離れた場所のチヌを釣ります。
なのでSTRIKER Castもそこまで投げる必要があります。
どうやって投げたかというと、紀州釣りの仕掛けから、針を外して、代わりにSTRIKER Castを結んで、杓で投げました。
STRIKER Castは紀州釣り団子より少し大きいくらいで、団子よりも軽いので、杓で投げるのが効率的です。
STRIKER Castが切れてしまわないか?という心配はもちろんありましたが、冷静に考えれば問題なし。
50センチを超えるチヌを釣り上げられる仕掛けなので、ちゃんと結んでおけば団子よりも軽いソナーは問題なく回収できます。
団子を投げている紀州釣り師なら簡単に操作できてしまいますよ。
そして、ポイントに投入後に映し出されたのがこちら。
水深7.3m、水温14.9℃。
障害物はほとんどありません。
魚もいなかったですねぇ。
海水温が少し低めに出ているように思った以外は正確に表示されているようでした。
水深は団子を投げて実測している深さと同じ。
魚のアタリがなかったので、魚影も映ることないですね。。。
まとめ
次回以降は障害物や魚影が移るようなポイントで反応が出るか試してみようと思います。
紀州釣りだと、ポイントまで投げる必要がありますが、団子を投げることができるならSTRIKER Castも問題なくポイントまで投げることができることがわかりました。
筏やかかり釣りなら簡単に足元の魚影を確認することができますね。
価格も安くて操作も簡単なので、これから釣り人に普及していくはずです。
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