BscScanのタイムスタンプ(Timestamp)から日時情報を日本時間に変換して抜き出したいと感じたことないですか?
エクセルでBscScanのTimestampから日本時間を抜き出す数式を以下のように立てたので、日々の記録に活用できればと思います。
仮想通貨の取引を行なっている場合、取引から得られた利益に税金がかかるのはご承知の通りです。
ただ、頻繁に取引を頻繁に行なっていると取引内容をメモし忘れてしまうこともありますよね。
そんな時、BSCならBscScanを利用すれば自分のウォレットの取引内容を確認することができ、取引の時刻はTimestampとして確認できます(イーサリアムだとEtherscanになります)。
BscScanへのアクセスはMetaMaskから簡単にできます。
BscScanの検索窓にウォレットのアドレスを入力して検索すれば、トランザクション履歴が表示されるので、確認したいトランザクションの詳細を表示すれば、Timestampを確認できます。
取引の記録としてTimestampを記録しておけばいいんですが、不要な文字が入っているので、日時だけ取り出すエクセル関数を作成しました。
使用した関数は、VALUE、MID、LEFT、IF、TIME関数です。
BscScanのTimestampにある情報の規則性から以下の式を立てて日時情報に変換しています。
=VALUE(MID(B3,5,2)&”-“&LEFT(B3,3)&”-“&MID(B3,8,4)&” “&MID(B3,13,5))
+IF(AND(MID(B3,13,2)=”12″,MID(B3,22,1)=”a”),TIME(12,0,0)(-1),
IF(AND(MID(B3,13,2)=”12″,MID(B3,22,1)=”p”),0,
IF(MID(B3,22,1)=”a”,0,TIME(12,0,0))))
長い式になっていますが、AM0時とPM0時が英語表記だとややこしのが原因です。
12:00 AMは0時、12:00 PMは12時なんですよねぇ。
もう少し簡単にできる式を立てられるかもしれませんが私が作る式はこれが限界です。。。
また、関数を入れるセルの表示形式は、「日付」の以下の形式に合わせておきます。
次に、BscScanの時刻は協定世界時(UTC)で、日本標準時(JST)とは9時間の時差があるので、先の式にTIME関数を加えれば完了です。
=VALUE(MID(B3,5,2)&”-“&LEFT(B3,3)&”-“&MID(B3,8,4)&” “&MID(B3,13,5))
+IF(AND(MID(B3,13,2)=”12″,MID(B3,22,1)=”a”),TIME(12,0,0)*(-1),
IF(AND(MID(B3,13,2)=”12″,MID(B3,22,1)=”p”),0,
IF(MID(B3,22,1)=”a”,0,TIME(12,0,0))))
+TIME(9,0,0)
こんな感じでTimestampの日時情報を日本時間に抜き出すことができます。
この式さえ使えば、仮想通貨の取引を後から見直して時間を簡単に記録することができるので、仮想通貨取引のツールの一部として役立てられればと思います。
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