はじめに
仮想通貨の投資に慣れてくると感じるのが、日本国内の取引所の不便さだと思います。
海外取引所に比べて、国内取引所では取り扱われている仮想通貨の数は少なく、レバレッジ取引も4倍までに制限されています。
海外取引所の中でも私も使っているBINANCE(バイナンス)は日本人ユーザーもたくさん利用している世界トップクラスの海外仮想通貨(暗号資産)取引所で、豊富な取扱通貨やハイレバレッジが扱えるのが魅力の取引所となっています。
ただ、海外の取引所特有のメリットとデメリットをちゃんと把握して利用することが重要になります。
私がBINANCEの口座を作った2019年5月は日本語に対応していなくて、2020年6月に日本語に対応したことで日本のユーザーも利用しやすくなっています。
実は、設立当初は日本語対応になっていたんですが、私が口座を作った時期を含めた一時期に日本語に対応していなかったんです。
なぜ、日本語に対応していなかったかというと、金融庁から「日本向けに無許可で営業を行っている」と警告を受けてしまったのがその理由。
現在は日本で法令遵守をするため、金融庁と協調を行う旨も発表して日本への対応を始めているところなんです。
そんなBINANCEは、これから仮想通貨の取引を始めるなら重要な取引所になってくるので、日本人が利用する時のメリットとデメリットをまとめました。
BINANCE(バイナンス)のメリット
日本語に対応
海外取引所ですが日本語に対応しているので国内取引所と同じように使うことができます。
また、日本円表示もあるので日本人にとっては便利ですね。
ゼロカットシステム
BINANCEが採用しているゼロカットシステムは、証拠金を超えた分の損失は取引所が負担してくれるシステムのこと。
損失が大きくなっても、投資家が失うのは証拠金だけになります。
ハイレバレッジ
BINANCEが海外取引所であるため、レバレッジは最大125倍で取引可能です。
これは他の海外取引所のレバレッジと比べても高くなっています。
国内取引所のレバレッジは最大4倍までと決まっているので、レバレッジ取引を行う投資家にとっては稼ぎやすい取引所です。
ただ、レバレッジのリスク管理には十分に気をつけください。
BINANCE(バイナンス)のデメリット
日本円の入金ができない
BINANCEのデメリットはズバリ、日本円の入金に対応していなことです。
仮想通貨を購入する場合は、クレジットカードや利用可能な決済サービスを登録することになります。
クレジットカード(VISA、MasterCard)だと以下の直接仮想通貨を購入できます。
- BTC
- BUSD
- ETH
- XRP
- BNB
- USDT
日本の金融庁の許可を受けていない
先に紹介したようにBINANCEは以前に金融庁から警告を受けています。
というのも、金融庁から許可を受けた仮想通貨交換業者ではないにも関わらず、日本居住者へ向けたサービスを行なっているからです。
このあたりは個人で判断するしかないですが、BINANCE自体は信頼できる取引所なので、メリットとデメリットを理解して利用することをおススメします。
個人的には、今の日本でインターネットの海外へアクセスを制限するようなことは不可能なので、BINANCEが独自に日本からのアクセスを遮断しない限り利用は継続できると考えています。
BINANCE(バイナンス)の口座開設方法
正式には日本居住者向けのサービスとして認められていなですが、日本からでも口座開設は可能です。
BINANCEの口座開設はメールアドレスあるいは電話番号が必要になります。
以前は日本の電話番号の設定もできたのですが、今は日本の電話番号が登録できないようになっています(20201年1月時点で日本の国番号が選択できない)。
したがってメールアドレスで登録することになります。
ちなみに、日本居住者がBINANCEの口座を開設しても罰則はないのでご安心を。
私のBINANCE(バイナンス)口座
私がBINANCEの口座を開設した記事を書いたのは2019年5月でした。
目的はBINANCEが発行する仮想通貨「BINANCE」の購入です。
BINANCEがこれから仮想通貨の取引所といて力を持ってくると考え、そこが発行する仮想通貨もきっと値上がりするだろうと考えて購入しました。
購入にあたっては、まず国内の取引所で購入したビットコインをBINANCEに送金し、ビットコインでBINANCEを購入するという流れで行いました。
BINANCE(バイナンス)公式ウォレットTrust Wallet(トラストウォレット)
この記事の上の方で書いたようにBINANCEが金融庁から警告を受けた関係で、2020年1月17日付でBINACEは日本からの取引を制限していく旨のアナウンスを出していました。
このアナウンスを受けて、私が購入した仮想通貨「BINANCE」はBINANCEの口座に保管していたので、日本からアクセスできなくなると引き出せなくなる可能性が生じました(2021年1月現在で制限はかかっていないので杞憂に終わってます)。
そこで、「BINANCE」をモバイルウォレットに移動させる対応をとりました。
利用したのはBINANCEの公式ウォレットとなっているTrust Walletです。
「Trust Wallet」への送金方法をこちらの記事で紹介したので、仮想通貨「BINANCE」を手元に置いておきたい場合は参考にしてください。
ちなみに、私が購入した「BINANCE」は2021年1月2日現在で評価額181,537円となっています。
購入した時の評価額が94,509円だったので約2倍になりました。
最後に
日本語サービスを停止していたBINANCEが再び日本語サービスを開始しことで、日本人ユーザーにとってよりい便利な取引所になっています。
国内取引所では利用できないゼロカットシステムやハイレバレッジはトレーダーにとっては魅力的と言えますね。
メールアドレスの登録で簡単に始められるので、海外取引所に興味があるならBINANCEで始めるのがオススメです。
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