はじめに
釣りで魚を釣るために必要なものはなんでしょうか?
私が紀州釣りに明け暮れ始めた頃に教えてもらったのが以下の3つ。
いずれも釣りに外すことのできないものばかりで、重要度順に並べると以下のようになります。
- 釣り場所
- 釣りエサ
- 釣り技術
今でもこれを念頭に紀州釣りの修行をしています。
👉釣り場所
魚がいないと釣りにならないので、釣りが上手くなるには魚がいる場所で釣りをすることが最重要です。
👉釣りエサ
釣りは魚がエサを食べてくれることで成立するゲームなので、エサは釣り場所の次に重要です。
👉釣り技術
魚がいる場所で、エサを用意したら、そのエサを使って魚の習性にあった方法で釣る技術が3番目に大事。
紀州釣りに限らず、他の釣りの経験からも、やはりこの3つの順番が重要です。
特に、釣り場所と釣り技術の重要度を間違えると、いつまでたっても釣れません。
その理由について、深掘りしてみました。
重要なのは、場所>技術
釣りの「技術」より「場所」の優先度が高い理由は、
単純に言うと、いくら技術を高めようとしても魚がいないとはじまらないからです。
逆に、魚影が濃い場所であれば、技術が低くても、それなりの釣果が得られます。
ビギナーズラックは釣りにつきものです。
技術が低いビギナーがベテランさんの横で釣ってしまうのは、
この優先順位が正しいことを意味しています。
一方で、技術がないと魚がいても釣れないのでは?という反論が想定されますが、
そもそも魚を釣るための技術は、魚がいないと身につきません。
魚影の濃い場所で、釣りの技術を磨く。
これが基本です。
では、初心者で技術が未術な場合、魚影が濃い場所をどのように探すのか?
答えは、同じ釣りをしている釣り人が多い場所で竿を出すことです。
なぜなら、釣り人が多いということは、
魚が釣れている情報が少なくともあるということ。
そして、そこにはきっと釣りが上手なベテランさんがいます。
自分が目的の魚を釣ることができなくても、
他の釣り人がたくさん魚を釣ってくれます。
それを確認できれば、その場所は魚影が濃いと判断できますよね。
釣れない理由を考える
これまで釣りをしていて、釣りが上手いなと思う人ほど、
良い釣り場所を知っています。
それは、多くの釣り場所をまわって技術を高めている。
技術を高めるために多くの場所をまわっている。
釣りが上手くなる好循環をまわしているイメージです。
一方、釣果が出せない釣り人の特徴は以下の2つですね。
- 釣れないのは場所が問題だと勘違いして、釣り場をコロコロ変える
- 魚影の少ない同じ場所でずっと釣りをしている
釣るための技術が未熟のまま、釣れない原因をその場所だと決めつけていると
いつまでも釣れません。
もしかしたら、そこには魚がたくさんいるかもしれません。
実際、紀州釣りを始めた頃に全く釣れないと思っていた場所が、
のちに、実はチヌの宝庫だったということが後でわかったことがあります。
釣れないときは、その場所をすぐに諦めていましたが、
その場所で釣れる釣り方を知らなかっただけなんですね。
まずは、そこで釣れる技術を身に着けることが大事だと痛感しました。
逆に魚影の少ない場所でずっと釣っていても、そこで釣れる技術は身につきますが、
より釣れる場所を見つけることはできませんし、
同じ場所で釣っていても、技術の向上には繋がりません。
釣れるパターンを知り尽くす
私の場合、手のひらサイズのチヌばかり釣れる場所で一時期はずっと紀州釣りをしていました。
そうすると、その場所の釣れるバターン、タナやエサ、釣れる時間帯がわかるようになりました。
一方で、数は釣れるようになるのですが、でかいチヌが釣れません。
もうこの場所で得られる技術は習得したと思った時、その場所を離れるタイミングでした。
次の場所では、比較的大きなチヌが釣れる場を見つけることができ、
そこで技術をさらに高めることができました。
場所が変わると、釣れるエサ、タイミングが異なります。
潮の流れなどの環境も異なるので、前の場所と同じ釣り方では釣れないことが徐々にわかります。
そして、同じ場所に通っていると、またその場所の釣れるバターン、タナやエサ、釣れる時間帯がわかるようになりました。
釣れる場所の釣れるバターンを知り尽くす過程で技術を高めることができました。
まとめ
まずは、目的の魚の魚影が濃い場所を探し、そこで釣りの技術を磨く。
技術に自身がついたら、新たな場所を探して、異なる環境でも釣れる技術を磨く。
この循環をまわすことで、徐々に釣りが上手くなって、
魚をたくさん釣ることがでようになります。
釣りが上手い人がたくさん魚を釣ることが出来るのは、
たくさん釣れる場所を知っていて、
たくさん釣れる技術を持っているからです。
まずは釣れる場所を探すこと。
紀州釣りで釣れないで悩んでる場合、
いつも行っている釣り場所が原因かもしれません。
紀州釣りの場所を探す方法はこちらの記事で紹介しています。
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