【初心者向け】紀州釣りで初めてチヌ(黒鯛)を釣るためにまず知っておくべきこと「3つ」

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更新日:2019年8月25日

はじめに

初心者が紀州釣りを始めたい時にまずなにを準備するべきか?

この疑問にフォーカスを当てて解説します。

これまで月2〜3回の釣行を続けてきて、

シーズンにはコンスタントに釣果が出るようになりました。

紀州釣りの釣行記一覧はこちらからどうぞ。

釣行記一覧

そんな私が紀州釣りを始める時に迷ったことが3つあります。

逆にこの3つの基本を知れば、

紀州釣りで初めてチヌを釣るまでの期間がかなり短くなます。

それは、「釣り場所」、「紀州釣り仕掛け」、「紀州釣り団子」です。

他の釣りよりも比較的難しいと敬遠されがちな紀州釣りですが、

紀州釣りに適した釣り所を選んで、

正しい仕掛けに餌をつけて、

ちゃんとした団子を握ることができれば、

チヌは意外と早く釣ることができます。

まず1匹目を釣ることで

紀州釣りの魅力に気づいてもらえるのではないでしょうか。

そんな考えで紀州釣りの基本となる

3つのことについてフォーカスして解説しました。

釣り場所

紀州釣りをはじめるときにまず悩むのが釣り場所ではないでしょうか。

チヌ自体は比較的どこの釣り場でも生息していて、

紀州釣りの他にもフカセ釣り、落とし込み、ヘチ釣り、

筏釣り、カセ釣りなどスタイルは様々です。

数あるスタイルの中でも紀州釣りでチヌを釣ろうとした場合、

基本的な釣り場の条件は以下の通り。

  • 海底が安定していること(できれば砂地)
  • 潮は動かないより、動いた方がよい(速過ぎないこと)

紀州釣りは団子を海底に落として釣るスタイルなので、

海底がデコボコしていたり、

藻が多いと仕掛けを思い通りにコントロールできなくなります。

また、紀州釣りは団子の周りにチヌを寄せることを目的としているので、

潮が速すぎると、団子が散って集魚効果が薄れてしまいます。

激流の中でも釣ることは可能なのですが、

はじめの頃は潮の流れが緩やかな場所を選ぶことが良いと思います。

このような条件を満たす場所としては、

必然的に比較的大きな港の内側になります。

具体的には港の堤防あるいは岸壁に釣り座を構えて、

港内に向けて団子を投げることが基本スタイルです。

これまで他の釣りで訪れたことのある釣り場で、

大きな港があれば第一候補になるはずです。

私がホームグラウンドにしている淡路島の主な港を空撮していますので、

お近くの場合は参考にしていただければと思います。

また、紀州釣りに適した場所を探すノウハウを

詳しいくまとめた記事はこちらです。

紀州釣り仕掛け

紀州釣りはウキ釣り仕掛けになり、

基本的な仕掛けは以下の通りです。

  • ロッド:チヌ竿0.6〜1号がベストですが、磯竿であれば大丈夫
  • リール:スピニングリール(できればレバーブレーキタイプを使用したい)
  • 道糸:ナイロンのサスペンドタイプ2号
  • ハリス:0.8〜1.5号
  • 針:チヌ針1〜4号
  • ウキ:棒ウキ、寝ウキ、玉ウキ(自分の好みで大丈夫)
  • その他に必要なもの:ウキ止め、 シモリ玉、からまん棒、スイベル(できるだけ小さいものが良いです)

基本的にはオモリは使用せず、

ロッド、道糸、ハリスはバランを考えて号数を選ぶことになります。

硬いロッドは道糸とハリスが太め、

柔らかいロッドは道糸とハリスは細めといった感じになります。

小さいチヌであればどのようような仕掛けでも釣り上げられますが、

40センチを超えるチヌとのやりとりは

チヌの引きをいなしながらのやりとりになるので、

硬いロッドだとラインに負荷がかかるため、

道糸とハリスは太目になります。

一方、柔らかいロッドでチヌの引きをいなす場合は

道糸とハリスは細くできます。

また、チヌ釣りは頻繁に針が取られるので、

針とハリスは頻繁に自分で結ぶことになります。

結び方を覚えて自分で結ぶことができれば良いのですが、

初めは針を結ぶことに時間を取られるのが勿体無いので、

糸巻き器を使用することをオススメします。

 

紀州釣り団子

紀州釣りで一番難しいのが団子です。

紀州釣りが敬遠されるのもこの団子がネックになっているのではないでしょうか。

団子を思い通りに作れるようになるには時間がかかるので、

考え方として、初めから完璧な団子を作ることに重きを置かないとこが必要です。

上達するには、まずは団子を自分で作って投げてみる。

この繰り返しで徐々にわかってくることがあります。

私の団子の材料は基本的に以下の通りです。

  1. ヌカ
  2. 集魚剤(細ひきさなぎ、チヌパワースペシャルMP、アミエビ)
  3. 押し麦
  4. 海水

基本的には材料を混ぜて、

海水やアミエビで水分を調整します。

コツは水分を入れ過ぎないで、

少し湿った感じのパサパサがベストな状態。

このような状態で団子を握るとしっかり締まります。

こればかりは実際に自分で握らないと感覚がつめないので、

まずはしっかり握って、割れない硬い団子を作って、投げてみる

これに限ります。

団子が海底に着くことが確認できるようになれば、

あとは回数を重ねることでどのような団子が良いかわかるようになります。

団子の具体的な作り方は以下の記事に記載していますので参考にしてください。

ちなみに、刺し餌はオキアミが基本になり、

その他に紀州釣りではサナギ、小ボケがよく使われます。

紀州釣りの餌についてはこちらにまとめていますので、

参考にしていただければと思います。

また、団子を作るにはバッカンという団子を作る容器が必要になります。

フカセ釣りの撒き餌に使用するバッカンでも良いのですが、

本格的に紀州釣りに使用するには少し小さいので、

紀州釣りに適したバッカンが必要となります。

個人的にオススメなのは以下の2つです。

 

 

まとめ

紀州釣りで1匹目のチヌを釣るための基本3つをまとめました。

紀州釣りに適した釣り所を選んで、

正しい仕掛けに餌をつけて、

ちゃんとした団子を握ること。

これさえできれば1匹目の燻銀チヌを釣って、

紀州釣りの魅力に気づいてるただけると思います。

オススメ記事

私の紀州釣りの釣行記一覧はこちらからどうぞ。

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