【釣行記】コロナ解禁後の淡路島で紀州釣り!チヌ7匹、キビレ5匹の釣果を出した2つのキーポイントを紹介

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はじめに

淡路島で団子を投げてきました。

都道府県をまたぐ移動が解禁されたので大手を振って行ってきましたよ。

釣行の6月28日はずっと雨予報だったんですが、前日の予報で朝まで雨とのことで予定通り出発。

前日までに淡路島でチヌが釣れている情報をもらっていたので、淡路島も開幕してる!釣り行きたい!って焦っていたんですよねぇ。

去年の今頃は年無しも釣った良い時期なので期待が膨らみましたがそんなに簡単にチヌ様は釣れてくれません。

この日も苦労しながらも、なんとか良い釣りができました。

釣果のキーポイントは2つ。

  • ボラアタックをかわして、きっちり団子を着底させたこと
  • 時間帯による当たり餌を把握したこと

どちらも紀州釣りの基本ですが、この基本ができるかできないかで釣果が随分異なんるです。

それを身をもって実感した釣行となりました。

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淡路島の紀州釣り

日の出の頃はまだ降っていましたが、徐々に小降りになったのでレインコートを着たの釣り開始です。

釣り始めてしばらくしてから、サバやチャリコが釣れたんですが、なかなかいい当たりが出ず、力強い当たりがで始めたのは7時ごろでした。

釣れたのはキビレ。

連続2匹釣れた時点で団子の効きを確信。

もう少ししたらチヌが寄ってくるんじゃないかと期待が膨らみました。

ここからが長かった。

チヌが釣れたのはキビレを釣ってから2時間後の9時でした。

ツイッターでも書いたんですが、この時点で団子当たりがバンバン出てました。

この団子当たり、実はボラです。

投げた団子の着水地点を見ているとボラが団子を追いかけていました。

ボラの団子当たりが勢いよくでる状態だと近くのチヌも反応して食ってくることが多いのですが、この日はなかなかチヌが食ってくれずに苦労しました。

ボラが結構な勢いで団子をアタックしているので、たまに団子が着底する前に割れていました。

紀州釣りはチヌを底で釣る釣りなので、団子が着底前に割れてしまうとチヌは釣れません。

なので、着底前に団子を破られないようにするためには団子を硬くする必要があります。

団子を硬くするには、力強く握ったり、団子に少し粘りを出すことをします。

この時は、団子を握る回数を増やし、力一杯握りました。

あと、ほんの少しのアミエビ 追加(入れすぎると逆効果なので要注意)。

力一杯に団子を握り続けると手が痛くなりますが、チヌを釣るためですー。

こうして団子を硬くして、ボラアタックに耐える団子を投げ続けることでようやくチヌに食わせることができましたよ。

団子材料の硬さ調節についてはより詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

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ちなみに今回は場合、団子が着底しているかどうかは、タナをトントンに合わせて寝ウキが立つことで確認しています。

一番避けたいのは、寝ウキが立たず、ハワセているつもりが、単に団子が着底前に割れていたという事態です。

団子を投げて、道糸が馴染んだ後に団子の着底と団子の割れを確認するのは紀州釣りの基本ですね。

タナをハワセていてもたまに団子が着底しているかを確認するために一度タナをトントンに戻してみることは重要です。

これをおろそかにしているとチヌが寄っているのに釣れないという事態を招くので気をつけたいところです。

今回もボラアタックを甘く見ていたので、チヌが釣れるまで時間がかかってしまいました。

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ここまでの釣果でチヌが釣れても、サイズが出ないのは仕方ないかなぁーって思っていたら、釣れるのがキビレに変わって午前の部が終了してしまいました。。。

ランチを食べた後の午後の部はしばらく当たりが遠のいてしまいました。

刺し餌が残り気味になることもあったので何かがおかしい。。。

気づいたのは刺し餌のローテーション。

午前中も刺し餌を、オキアミ 、ボケ、サナギでローテーションしていたんですが、当たり餌がオキアミだったこともあり、ボケ、サナギで団子を投げる回数が減ってしまっていました。

団子の効きは十分なのに刺し餌に食ってこないのは、チヌが欲しいエサではなかったんですね。

オキアミをメインに、たまにボケと行った感じで投げていたんですが、サナギに変更した1投目でチヌがきました。

それも40センチと39センチの2匹。

この時間帯の当たりエサはサナギだった!と痛感。

刺し餌のローテーションは重要です。

そして、サナギに反応しなくなったと思ったら、次はボケに反応してきました。

チヌの好みはコロコロ変わる。

そう思っておいて損はないと思います。。。

このチヌが釣れた後は、魚の気配自体が薄くなり17時過ぎに終了としました。

まとめ

苦労しながらも久しぶりに紀州釣りを楽しむことができました。

釣果のキーポイントはここまでに書いたように以下の2つ。

  • ボラアタックをかわして、きっちり団子を着底させたこと
  • 時間帯による当たり餌を把握したこと

どちらも紀州釣りの基本ですが、その基本をしっかりできないと釣果を出すことが遅れたり、最悪の場合はチヌが釣れないと行った事態になっていたんだなと振り返って思います。

今回は梅雨爆と言うほどの釣果ではなかったので次回以降に期待です。

次、いつ行けるかな。。。

  • 2020年6月28日(小潮)
  • チヌ:7匹、46, 40, 38, 38, 37, 28, 27センチ
  • キビレ:5匹

紀州釣り団子レシピ

紀州釣り師の団子のレシピは様々ですが、ベースは、ヌカ、サナギ、押し麦、砂。

集魚剤の種類、アミエビ の量は釣り人によって違いますね。

違いがあるのを把握した上で、なぜ違うのか?

集魚や固さと、釣果の関係を実感すると

雑誌や教科書には載っていない面白い世界が見えてきます。

私の団子の作り方はこちらで紹介しています。

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紀州釣りの刺しエサ

今回の刺しエサは、オキアミ、ボケ、サナギでした。

刺し餌のローテーションは紀州釣りにとって大切なことの一つ。

紀州釣りの刺しエサについてはこちらでまとめています。

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紀州釣り仕掛け

仕掛けはいつもの通りです。

紀州釣りのような長時間の釣りには軽くて使いやすい竿選びが重要です。

個人的には、チヌ競技スペシャルIIIがオススメですよ。

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