Parclの概要と、トレーディングおよび流動性を提供する方法を解説

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はじめに

この記事ではParclの概要と、そのトレーディングおよび流動性提供の流れを詳しく紹介します。

Parclは現在、取引額に応じたポイントを付与していて、将来のエアドロが期待から注目されています。

この記事がParclについて知るきっかけになればと思います。

Parcについて

概要

Parclを一言で表すと、分散型の不動産取引プラットフォームです。

Solanaブロックチェーンを活用していて、ユーザーに迅速かつ効率的な取引体験を提供し、不動産市場の動向に基づく投機やヘッジングの機会を分散型環境で提供することを目的としています。

都市指数の仕組み

Parclで取引される都市指数は、特都市の不動産市場の総価値を表す指標になっています。

現在、8つの都市の指数が取引可能になっています。

これらの指数は、個々の不動産を直接取引するのではなく、都市の不動産市場全体の動向を反映する中央価格(平方フィートあたり、または平方メートルあたり)に基づいているとのことです。

都市指数は毎日更新され、何百万ものデータポイントが使用され、各都市の平方フィート/メートルあたりの最も正確な中央価格を提供しています。

これらの指数を通じて特定の都市の不動産市場に対する多様なエクスポージャーを得ることができます。

取引方法

Parclでの取引は、Solanaウォレットを使用して行います。

SolanaウォレットをParclプラットフォームに接続し、資金を預け、都市の指数を選択し、取引を開始することになります。

取引は市場分析に基づいて、都市指数に対してロング(価格上昇を予想)またはショート(価格下落を予想)のポジションを取ることができます。

上記のようにParclは、Solanaブロックチェーンの利点を活用して、不動産市場の動向に基づく分散型取引の新しい形態を提供しています。

ユーザーは世界中の都市の不動産市場に対して、効率的かつ透明な方法で投機やヘッジングを行うことができます。

以下では、Parclで実際に取引する流れを紹介します。

Parclではトレーディングと流動性の提供の2つの投資方法があり、それぞれ画像付きで説明しますね。

Parclにウォレットを接続してTrading Accountを作る

まず、Parclのサイトに行ったら、右上の「Connect」をクリックしましょう。

続いて、ウォレットは「Phantom」を選択。
まだPhantomを入れていない場合はChromeの拡張機能でインストールしてくださいね。

Phantomが立ち上がるので「接続」をクリック。

内容を読んだら「Accept & Verify Wallet」をクリック。

Phantomが立ち上がるので「サインする」をクリック。

「Start Onboarding」をクリック。

ここからParclで取引する際の概要の説明画像が表示されます。

ウォレットから流動性提供(LP)へ資金をデポジットを行いますが、のちに説明があるトレーディングアカウントにデポジットした資金からは流動性は提供できないことが書かれています。

ウォレットからトレーディングアカウントへ資金をデポジットを行いますが、上記の説明の通り、トレーディングアカウントの資金は流動性提供には使えません。

流動性提供とトレーディングアカウントの資金は別々の運用になるので注意してくださいね。

この画面まで進んだら「Setup Trading Account」をクリック。

「Name your account」に好きな名前を入れて「Create Account」をクリック。

Phantomが立ち上がるので「確認」をクリック。

ここでは何も行わないので「Skip」をクリック。

「Start Trading」をクリック。

これでParclでトレーディングを始める準備が完了しました。

Parclでトレーディングを始める

続いてトレーディングアカウントにUSDCをデポジットして、トレーディングを始めます。

まず、左上のウォレットアドレス部分をクリック。

My Accountsに表示されている作成したトレーディングアカウント(ここではearlgrey)の「Deposit」をクリック。

AmountにデポジットするUSDCの数量を入力して「Deposit」をクリック。

内容を確認したら「Confirm Deposit」をクリック。

Phantomが立ち上がるので「確認」をクリック。

これでUSDCのデポジットが完了です。

デポジットしたUSDCは「My Portfolio」の「Dashboard」で確認が可能です。

デポジットした200USDCが表示されていることが確認できました。

続いてデポジットしたUSDCを資金としてトーレーディングを行います。

Parclのメイン画面で「Active Markets」をクリックしてマーケットを表示したらトレーディングを行いたい都市の「Trade」をクリック。

Levarage(レバレッジ)を設定して条件を確認します。

下の画面ではレバレッジ1倍で200USDCのポジションとなります。

詳細な条件を確認するには「Trading Fees」と「Margin Requirements」をクリックして展開します。

下の画面のように「Trading Fees」と「Margin Requirements」の内容が表示されます。

この取引を行うと、ポイントは約200USDC✖️2ポイント(キャンペーン)✖︎5%(紹介経由の加算)/day=約420(上の画像では419.82ポイント)になります。

注意するポイントは「Est. Liquidatition Price」(精算価格)です。

この価格になるとポジションが精算されてしまうので注意してくださいね。

この時は、レバレッジ2.5倍、約500USDCのポジションと取ることにしました。
精算価格は376.04USDCとなります。

また、ポイントはポジション額に応じて付与されるので、約500USDC✖️2ポイント✖︎5%/day=約1050ポイント(1049.56ポイント)になります。

内容を確認したら「Open Long Position」をクリック。

Phantomが立ち上がるので「確認」をクリック。

これで完了です。

My PortfolioのDashboerdの左側にトレーディングのポジション額(TOTAL OPNE INTEREST)が表示されます。

My Accountsのアカウント名をクリックすると詳細が表示されます。

Parclに流動性(Liquidity)を提供する

続いて、今度はParclに流動性を提供する手順を紹介します。

流動性の提供ではトレーディングによる手数料収入を得ることができます。

まずサイト左上のメニューから「Provide Liquidity」をクリック。

左側に表示される「Deposit Liquidity」のAmountにデポジットするUSDCの数量を入力します。

続いて「I understand」のチェックを入れて「Confirm Deposit」をクリックします。

ちなみに、ポイントは200USDC✖︎4ポイント✖︎5%=840ポイントとなります。

Phantomが立ち上がるので「確認」をクリック。

これで流動性の提供が完了です。

最後に

Parclは現在、取引額に応じたポイントを付与していて、将来のエアドロが期待から注目されています。

トレーディングではレバレッジかけたポジションの額に応じてポイントが付与されるので、流動性を提供するよりも効率は良さそうです。

この記事を書いている時点でトレーディング(OI)によるポイントは1USDCあたり2ポイント/dayで、流動性提供(LP)によるポイントは1USDCあたり4ポイント/dayです。

レバレッジ2倍以上かけられるなら同じ額でもトレーディングでポイント貯める方が効率が良くなりますね。

一方、レバレッジのリスクも伴うので、リスクをあまり取りたくないなら流動性の提供でポイント稼いだほうが良さそうです。

また、アカウントを作った後に紹介コードを入力するとポイントが5%加算される仕組みになっていますので、もしよければ私のコード「earlgrey」を使ってください。

この記事ではParclの概要と、実際のトレーディングと流動性提供をする流れを解説しました。

Parclについて知るきっかけになればと思います。

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