Iron FinanceのICEとBlueICEのまとめ

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はじめに

TITAN祭りが終わったPolygonでIRONが着々と再起動しています。

TITANは電子ゴミになってしまいましたが、IRONから新しいトークンICEが発行されていますよ。

すでにファーミング収益として掘ることができます。

さらにICEをロックすることで、BlueICEをもらうことができます。

で、このBuleICEでUSDCを稼ぐことができる仕組みが動き始めています。

なんだかややこしいですが、現在のIRON Financeの状況をICEとBlueICEを中心にまとめました。

IRONは根強い人気があるので、ウォッチしておきたいプラットフォームです。

これからPolygonのIRONで運用を始めたい方の参考になればと思います。

新しいIron Financeのロードマップ

2021年のロードマップはこのように示されています。

  • ICEトークン [2021年7月12日]
  • IronSwap  [2021年7月12日]
  • ガバナンスかしめ [2021年7月15日]
  • IronLend [7月末/ 8月上旬]
  • ステーブルコイン[8月]
  • 安定した資産のためのプライベート自動複利保管庫
  • IronDAO
  • アイアンファイナンス宝くじとゲーム

今は、ICEが発行されて、ステーブルコインを使ってファーミングができる状況です。

ステーブルコイン単体やその他の通貨ペアが可能となっています。

おそらく投資家は8月に発行予定のステーブルコインに注目しているのではないでしょうか。

その前の貸し借りができるIronLendも注目ですね。

ICEについて

ICEの概要をまとめました。

  • Ticker: ICE
  • Chain: Polygon network
  • ContractAddress:0x4A81f8796e0c6Ad4877A51C86693B0dE8093F2ef
  • Max Supply: 100億ICE
  • Emission Schedule: 3年以内に最大供給量に到達

ICEはFarmのインセンティブとして受け取ることができます。

Farm

現時点のファームはこんな感じで、ここで仮想通貨を運用してICEを稼ぐ形です。

  • IronSwap 3pool (IronFinance)
  • ICE/ETH LP (Firebird)
  • ICE/ETH LP (DFYN)
  • ICE/DFYN (DFYN)
  • ICE/HOPE (Firebird)

ICE/DFYNとICE/HOPEの報酬はICEではなくそれぞれHOPEとDFYNになります。

Polygonの他のFarmに比べて、ロック期間やFeeがないのがいいですね。

IronSwap 3pool以外はFirebird、DEYNで流動性提供して、LPトークンをIRONでStakeする形です。

FirebirdってBSCのValueDeFiらしく、IRONとはいろいあったはずなんですけど、仲直りしたのか?というちょっとした疑問はあります。。。

ちなみに、IronSwap 3poolのLPトークンは、FirebirdAuguryのValutsでもStake可能です。

blueICEについて

Farmで稼いだICEをロックして、ガバナンストークンBlueICEを報酬として受け取ることができます。

BlueICEは、CurveのveCRVトークンモデルを参考にしているようですね。

で、さらにBlueICEをロックすると、USDCが受け取れるシステムになっています。

ICEのロック期間は7日から最大3年で、ロックして受け取れるBuleICEの量はロック期間によって異なります。

ロック期間の最大3年(1095日)だと、ロックしたICEと同じ量だけBlueICEを受け取ることができます。

一方、3年(1095日)より短い期間だと、期間に応じて受け取るBlueICEの量が減ることになります。

例えば、100日のロック期間で、100 ICEをロックした場合は次のようになります。

100 ICE *(100/1095)= 9.13 BlueICE

ロック期間はBlueICEをstakeして受け取れるUSDCの利回りに左右されるといったところです。

ちなみに、設定したロック期間が終了する前にICEを取り出すと、30%のペナルティが発生します。

ロック期間は途中で変えられないので、はじめに利回りと期間をよく検討する必要がありますね。

なお、ロック期間は変えられませんが、複数のウォレットアドレスを準備して、ウオォレットアドレスごとにロック期間を変えるというやり方が可能です。

ICEのロックを解除するにもBluICEが必要になるようなので注意が必要です。

最後に

ICEとblueICEの関係はちょっとややこしいですが、Farmで掘ったICEでUSDCをもらうために、ICEをblueICEに交換するといった感じです。

今のところICEとBlueICEの価格は同じくらいで推移していますね。

個人的には、FarmのronSwap 3poolにステーブルコインを入れて運用を始めていますが、今のところBlueICEには投資していません。

この記事を書いている時点でBlueICEはAPRが約20%なので、投資するかは判断が分かれるところです。

IRONについては、やはり8月に発行予定のステーブルコインに注目しておきたいと思います。

くれぐれも投資は自己判断で。

Not financial advice (NFA)

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コメント

  1. かそう太郎 より:

    はじめまして、釣りの記事と仮想通貨の記事楽しみに見ています。

    ICEのDefiで分からない点がございます。
    今 ICE-DFYN でLiquidityしているのですが、表示されているAPYより非常に少ない金額しか当たりません。合計 $53で ICE137,DFYN20となっていますが、一日あたり0.012$位しか稼げません。IRONのサイトでは APR631%になっています。

    もしよろしければ教えていただけないでしょうか?

    • earlgrey より:

      なぜでしょう?
      このペアはやってないので実績なくてすみません。
      LPをstakeして、時価計算で1日あたりのハーベストできるICEが$0.012ってことでよね。