はじめに
HarmonyからBSCへの送金方法をまとめました。
具体的には、Horizonを使ってHarmonyのBUSD(bscBUSD)をBSCに送金する手順です。
この記事を書こうと思ったのは、とある方の送金トラブルをお話している時でした。
結局、そのトラブルの原因はわからずじまいなのですが、私が実践しているBUSDの送金方法をまとめておけば、もう少しスムーズに送金の方法を説明できたのにと思った次第です。
Harmonyへ投資資金を送る方法は過去記事に書いていますが、ファーミングで得た利益をHarmonyから別のチェーンへ送金する方法は書いていませんでした。
なので、この記事ではHarmonyからBSCへBUSDを送金する方法をまとめました。
なお、Harmonyからの出金は、Horizonを利用する他に、TerraBridgeを使ってTerraへ送金する方法があります。
JEWELからbscBUSDへのスワップの際、Price Impactが高い場合は、Price Impactが低いJEWEからUSTへのスワップをおススメします。
USTは、Terra経由でBSCに送金する形になるので、この方法もおまけとしてまとめました。
HarmonyのDefiKingdomsなどで得た収益を送金する際の参考になればと思います。
Horizonを使ってBSCへBUSDを送金する
まず、MetaMaskのネットワークにBSCとHarmonyを設定しておきます。
MetaMaskの設定が終わったら、Horizonのサイトの右側の上で「Binance」を選択します。
次に、MetaMaskをBSCに繋げて、続いてHarmonyに繋げる操作を行うとこのようにな状態になります。
続いてHorizonのページの左側の上で「ONE > Binance」を選びます。
「BEP20」、「BUSD Token (BUSD)」を選択して、送金するbscBUSDの数量を入力します。
最後に、BNB addressに送金先のBSCのアドレスを入力し、「Continue」をクリック。
なお、「Use Metamask address」をクリックするとMetaMaskで接続しているウォレットアドレスを自動で入力することができますよ。
bscBUSDの数量は最大量を入れてしまうとエラーが出る場合があるので、小数点以下の値を少し残しておいてください。
この表示がでたら「Yes I confirm」をクリック。
続いて送金する数量を再確認して「Continue」をクリック。
最後にウォレットアドレスと送金する数量を再確認して「Confim」をクリック。
このあと、MetaMaskが確認を3回求めてくるのでいつもの「確認」ボタンを押してください。
完了するとこのような状態になります。
BSC側の着金はMetaMaskのアセットで確認してくださいね。
ちなみに、BscScanで確認する場合は、送金先のウォレットアドレスを表示して、「BEP-20 Token Txns」のタブで確認できます。
おまけ
HarmonyからTerraを経由してBSCへ送金する
DeFiKingdomsで得られるJEWEをbscBUSDにスワップする際はPrice Impactが高くなるので注意が必要です。
10JEWELくらいなら1%くらいですが、100JEWEだと9.2%になってしまうんです。
一方、JEWEからUSTへのスワップだとPrice Impactを低く抑えられますよ。
JEWEL→bscBUSDでPrice Impactが高い場合は、USTにして、Terraへ一旦送金してからBSCへ送金する流れとなります。
HarmonyからTerraへのUSTなどの送金はTerraBridgeで、TerraからBSCへもTerraBridgeで行えます。
Terraを使う際のウォレットやTerraBridgeの使い方はこちらの記事が参考になればと思います。
TerraのAnchorでUSTを運用する(利回り19%)
USTをHarmonyからTerra経由でBSCに持っていかず、Terraで運用するという手段もあります。
運用先はAnchor。
AnchorでUSTを運用すると、19%の利回りで運用することが可能です。
こちらの記事の中でAnchorでUSTを運用する方法をまとめているので参考にしてください。
最後に
Horizonを使ってHarmonyのBUSD(bscBUSD)をBSCに送金する手順をまとめました。
HarmonyでbscBUSDへのスワップの際、Price Impactが高い場合はUSTにしてからの送金がオススメです。
DefiKingdomsなどで得た利益をBSCに送金する際の参考になればと思います。
くれぐれも投資は自己責任で。
NFA
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