「Ordinals」のビットコインNFTを「Emblem Vault」でOpenSeaに出品する方法を解説

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はじめに

この記事では「Ordinals」のビットコインNFTを「Emblem Vault」でOpenSeaに出品する流れを解説します。

OrdinalsのビットコインNFTを作成(発行)するやり方は1つ前の記事で紹介していて、この記事では「Emblem Vault」を使ってビットコインNFTをイーサリアムチェーンのOpenSeaに出品する流れを紹介します。

Emblem Vaultで出品されているビットコインNFTはすでに多数あり、私も「Bitcoin Punks」を購入しました。

今回は購入ではなく、出品する流ながれの解説になります。

「Emblem Vault」は、ERC721やERC1155のNFTをブロックチェーン間で効率的に保管や交換することができ、ブリッジングを使わずにビットコインNFTをイーサリアムチェーンに持ち込むことができるところが特徴です。

この記事がビットコインNFTの作成してOpenSeaで販売したい人の参考になればと思います。

GammaでOrdinalsのビットコインNFTを作成する

まず、この記事ではすでにビットコインNFTを持っている前提になります。

自分のビットコインNFTを作成して販売したい場合は、GammaでのOrdinalsのビットコインNFTの作成の流れをこちらの記事で紹介しているので参考にしてください。

上の記事では、Hiro WalletのビットコインアドレスにビットコインNFTを保管しましたが、今回の記事では、Ordinals walletに保管しているこのビットコインNFTをEmblemを使ってOpenSeaに出品する流れを紹介します。

Circuits of Value (COVAL)トークンを購入する

「Emblem Vault」でビットコインNFTをイーサリアムチェーンのOpenSeaで出品するには、トークン「COVAL」が必要です。

1回につき250COVALが必要なので、Uniswapで入手しておきます。

やり方は、メタマスクをイーサリアムチェーンに接続して、Uniswapにアクセスして、ETHなどをCOVALに交換するだけです。

 

COVALのコントラクトアドレスはこちらです。

0x3D658390460295FB963f54dC0899cfb1c30776Df

ちなみに、RangoならCOVALの最適なレートの取引所を自動で選んでSwapしてくれますよ。

まだRangoを試していない人はぜひ。

RagnoでSwapする

Emblem Vaultを作成する

ここからEmblem Vaultの作成を開始します。

はじめる前に、COAVLを購入したウォレットアドレスのメタマスクのチェーンをイーサリアムに設定しておきます。

Emblemのサイトに行ったら、右上の「Connect to MetaMask」でメタマスクを接続します。

メタマスクが確認を求めてくるので、「次へ」、「接続」をクリックして接続します。

メタマスクを接続したら、上部メニューの「Create」をクリック。

「Vault Owner Addres」にビットコインNFTのオーナーアドレスとなるウォレットアドレスを入力して、「Public」を選択して、「Next」をクリック。

(アドレスはOpenSeaで出品するときのウオレットアドレスを設定してください)

「Vault Name」にOpenSeaで表示されるNFTのタイトル、「Vault Description」にNFTの「Details」に表示される説明を入力して、「Next」をクリック。

通常、ビットコインNFTのInscripitonも合わせて入力しておくのがお作法になっています。

作成したビットコインNFTのInscriptionを入力しておきましょう。

続いて、「ファイルを選択」をクリックしてOpenSeaで表示されるNFTの画像をアップロードします。

基本的にビットコインNFTを同じ画像をアップロードしてください。

画像のアップロードが完了したら、「Create Vault」をクリックします。

なお、初めての場合は、先に「Approve Coval」が表示されているので、クリックしてCOVALの使用をメタマスクで承認してから、「Create Vault」をクリックしてください。

Emblem Vaultをミントする

続いて、Vault画面が表示されたら、「Mint Vault」をクリックします。

(この時点でCOVALを使用します)

メタマスクが確認を求めてくるので、「確認」をクリック。

トランザクションが承認されたら、続いて「TAPROOT」をクリックしてビットコインNFTを送付するアドレスを表示します。

表示されたビットコインアドレスをクリックしてコピーしておきます。

(このアドレスにビットコインNFTを送付することになります)

Emblem VaultにビットコインNFT(Inscription)を送付する

続いて、ビットコインNFTを保管しているウォレットを開いて、OpenSeaで出品したいNFTを先ほどコピーしたアドレスに送付する手続きを行います。

今回はOrdinals Walletに保管しているこのビットコインNFTを送付します。

送付は、画像の下にある「Transfer」をクリックして、先ほどVaultのところでコピーしたアドレスを貼り付けて、「Send」をクリック。

Ordinals Walletが確認を求めてくるので、パスワードを入力して「Unlock wallet」をクリック。

「Confirm」をクリックするとビットコインNFTの送付が始まります。

これでVaultへのビットコインNFTの送付手続きが完了です。

送付完了までは時間を要するので、気長に待ちましょう。

OpenSeaにビットコインNFTを出品する

ビットコインNFTの送付が完了するとEmblemのVaultの画面が以下のような表示になりますので、「OpenSea」のボタンをクリックしてOpneSeaのサイトに行きます。

OpenSeaのサイトに行ったら、画像とタイトルを確認してください。

タイトルが下記のようにEmpty Vaultのままの場合は、メタデータのリフレッシュが必要です。

メタデータをリフレッシュするるには、まず右上の「・・・」をクリックします。

「Refesh metadata」をクリックして、ブラウザでページをリロードします。

リロードしたら、Emblemで設定したタイトルになっていることが確認できます。

続いて、NFTを出品するために、右上の「Sell」をクリックします。

今回は、固定価格でリストする形をとるので、「Fixed price」を選択して、「Set a price」で販売価格を入力、「Set duration」で販売期間を設定、最後に「Complete listing」をクリック。

メタマスクが確認をもてめてくるので、「著名」をクリック。

これでビットコインNFTのOpenSeaへの出品が完了です。

最後に

この記事では「Ordinals」のビットコインNFTを「Emblem Vault」でOpenSeaに出品する流れを解説しました。

ビットコインNFTの作成してOpenSeaで販売したい人の参考になればと思います。

なお、GMOコインなら、口座からのBTCやETHの出金手数料が無料なので、Ordinals Walletやメタマスクに送金する場合はGMOコインの口座があると便利ですよ。

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