「0xNFTs」を使ってGnosis Safeマルチシグウォレットから複数のNFTを送付する手順(ビビりながら95枚を送付した記録)

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はじめに

Gnosis Safeマルチシグウォレットから複数のNFTを「0xNFTs」を使って送付する方法をまとめました。

一度に大量のNFTをマルチシグウォレットから別のウォレットへ送付する際の参考になればと思います。

マルチシグウォレットでは、1枚のNFTを送金する場合は、デフォルト機能で送付できるのですが、複数NFTを送付する場合は、外部のサービスに接続して利用することになります。

複数NFTを送付する場合、通常のウォレットであれば「OpenSea」が便利ですよね。

でも、この記事を書いている時点でGnosis Safeマルチシグウォレットの場合は、OpensSeaには接続できない課題があります。

(公式に繋がらないことになっています)

従って、OpenSea以外のサイトを利用して複数のNFTを送付することが必要になります。

マルチシグウォレットが接続できて、複数のNFTを送付できるサイトとして教えてもらったのが「0xNFTs」です。

この記事では「0xNFTs」でマルチシグウォレットから複数のNFTを一度に別のアドレスに送付する流れを紹介します。

なお、ここで紹介する内容はpNouns⚡︎プロジェクトのマルチシグウォレットのテスト送付をした時の内容をまとめた内容となります。

1度に大量のNFTを送付することを考えている方の参考になればと思います。

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「0xNFTs」を使ってGnosis Safeマルチシグウォレットから複数のNFTを送付する

まず、Gnosis Safeのマルチシグウォレットにオーナーアドレスで接続します。

左メニューの「Apps」から「0xNFTs by Castle」を選択。

Gnosis Safeのウインドウ内で「0xNFTs」のサイトが表示されウォレットが接続状態になるので、右上の「Send」をクリック。

送付したいNFTにチェックを入れて選択していきます。

送付したいNFTの選択が終了したら、上の方まで画面を戻して、「Continue」をクリック。

送付先のウォレットアドレスを入力(コピペ)して、「Continue」をクリック。

この画面で最終確認をしたら「Continue」をクリック。

続いてGnosis Safeのトランザクション承認画面が立ち上がるので、詳細を確認します。

ActionをクリックするとNFTごとに詳細を見ることができるので、赤枠をクリック。

NFTごとに送付先、tokenIdが表示されるので、間違いないことを確認をしたら「Submit」をクリック。

トランザクションはQueueからも確認ができます。

後は、必要なオーナー数の承認が集まると、NFTの送付が実行されます。

最後に

この記事ではマルチシグウォレットから複数のNFTを送付する際に「0xNFTs」を利用する流れを紹介しました。

はじめに記載した通り、この内容はpNouns⚡︎プロジェクトのマルチシグウォレットのテスト送付をした時の紹介です。

2枚を送付するテストを完了した後に、本番として93枚のNFTを一度に送付するというドキドキの作業を行い、無事に合計95枚を送付するというタスクを完了。

93枚を「0xNFTs」で選択して送付する際、手順ごとに読み込み時間がかかりましたが、慌てず待っていたらエラーなく行えましたよ。

もし、一度に大量のNFTを送付する際は「0xNFTs」を利用してみてください。

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余談:Prysmについて

なお、マルチシグでNFTを扱う場合、他の記事でも紹介している「Prysm」があります。

ただ、今回のマルチシグウォレットではNFTの表示にエラーが出ていたので利用を諦めた経緯があります。

というのも、通常の「Prysm」の利用の場合は問題なくNFTの送付が行えるのですが、Gnosis Safeであらかじめ作成したマルチシグウォレットを「Prysm」にImportしたので、NFT表示にバグが生じていました(表示されるNFTが少ない)。

「Prysm」自体は信頼しているのですが、マルチシグウォレットを「Import」したことによるバグは対応できないとの「Prysm」運営の返信があり、今回、マルチシグからのNFT送付は「Prysm」を利用せず「0xNFTs」を利用することにしました。

なお、マルチシグウォレットでOpenSeaには接続できませんが、「Prysm」を使えば、OpenSeaでNFTを購入、販売、入札、リストが可能です。

マルチシグでOpenSeaを利用したい際の参考になればと思います。

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