【DeFi】PancakeSwapのイールドファーミングおける報酬について(具体例:VAI-BUSD)




Pocket
LINEで送る

はじめに

イールドファーミングの報酬についてわかりにくいなぁって感じていませんか?

PancakeSwapのイールドファーミングは、以下の2つがあります。

  • 流動性提供による手数料報酬
  • 流動性提供によるLPトークン

それぞれの報酬について、私が投資しているVAI-BUSDを例にして具体的な数値でまとめてみましたので参考になればと思います。

VAI-BUSDの流動性を提供することによる手数料報酬の利回り

まず、VAI-BUSDを預けた先(流動性プール)でその一部が使われる際、使った側は0.2%の手数料を払い、預けた側は0.17%の手数料報酬をもらえます。

各通貨ペアの手数料の利回りはPancakeSwapのPairsで以下のように確認することができます。

「Liquidity」が通貨ペアの総流動性、「Volume」は時間毎の取引量、「1y Fees/Liquidity」が流動性プールの年間利回りになります。

ここで、2021年2月3日時点のVAI-BUSDの年間利回りは、34.37%と表示されています。

これは、VAI-BUSDの流動性プールの利回りで、以下の式で計算されています。

日利 = Volume(24hrs) / Liquidity *0.2 /100

       = 2,695,905 / 5,725,653 *0.2 /100

       = 0.09416935

年利 = 日利*365 = 34.37(単利)

流動性プールの利回りではなく、流動性提供者の手数料の利回りを知りた場合は、上の式で0.2%ではなく、0.17%を計算に入れて計算します。

日利 = Volume(24hrs) / Liquidity *0.17 / 100

       = 2,695,905 / 5,725,653 *0.17 /100

       = 0.08004394

また、流動性提供は複利運用できるとすると、以下のようになります。

年利 = ((1+日利/100)^365-1)*100 =  33.92%

33.92%ってめちゃ高いですが、この数字は日々観察していると結構変動があって、瞬間風速的に高くなったりしていますね。

VAI-BUSDの流動性を提供して得たLPトークンの利回り

次に流動性を提供することで得られる独自の通貨(LPトークン)についてです(流動性ファーミング)。

VAIとBUSDでもらえる通過はVAI-BUSD LPと表示されます。

1LP = 1VAI + 1BUSD

このVAI-BUSD LPトークンの利回りをPancakeSwap のFarmで確認すると2021年2月3日では年利52.59%で、報酬はCAKEとして得られます。

ここで、CAKE自体の価格は2月3日時点でドル、2.35ドル(105円/ドルだと246.75円)ですね。

変動損失から見たVAI-BUSDの利点

なお、流動性マイニングにおける収益は変動損失も考慮に入れる必要があります。

変動損失についてはこちらの記事で説明しているので参考にしてください。

【DeFi】イールドファーミングで知っておくべき変動損失(Impermanent Loss)の基本
はじめに DeFiをやっていると変動損失(Impermanent Loss)という難しい単語が出てきて思考停止になっていませんか? 変動損失はイー...

変動損失を簡単に説明すると、通貨ペアの価格変動があると、預けるよりも単にホールドしているだけの方が良いこともあると言うことです。

下のように通貨ペアが預けた時よりも5倍の価格変動があると、単にホールドしているより、預ける方が25.5%も損をしてしまいます。

なので、通貨ペアの価格変動が少ない方が預けることによる変動損失を回避できることになります。

  • 1.25倍(125%)の価格変動 = 0.6%の損失
  • 1.50倍(150%)の価格変動 = 2.0%の損失
  • 1.75倍(170%)の価格変動 = 3.8%の損失
  • 2倍(200%)の価格変動 = 5.7%の損失
  • 3倍(300%)の価格変動 = 13.4%の損失
  • 4倍(400%)の価格変動 = 20.0%の損失
  • 5倍(500%)の価格変動 = 25.5%の損失

引用元:BINACE ACADEMY 変動損失の説明

VAI-BUSDのペアだと以下のグラフのように、価格変動がほとんどないので変動損失は少ないことがわかりますね。

価格変動がないのは、VAIとBUSDともにステーブルコインであることがその理由です。

また、仮に大きな変動損失があっても手数料報酬やLPトークンによる運用益が変動損失を超えていれば最終的には利益を得ることができます。

まとめ

VAI-BUSDの流動性を提供することで、手数料報酬を受け取りつつ、独自トークンの運用で報酬がもらえる仕組みになっています。

ちなみに、もらったCAKEを「Pools」で預けてさらにCAKEをもらうことも可能です。

2月3日のCAKEの利回りは144.98%ですね。

で、この報酬で得たCAKEをcompoundすると、預け入れに加えることができます。

CAKEを預けてCAKEをもらって再投資という福利運用で雪だるま式にCAKEが増えていtちゃうんですよねー。

CAKE自体はPancakeSwap独自の通貨なので、 受け取った利回りを実現するには、別の通貨に交換すことになります。

CAKEを売ってしまうか、CAKEを複利運用するかは判断が必要ですね。

CAKEは新規発行による分配圧がかかるので価格は低下することが想定されますが、利回りが高いので資金が逃げないなら、あまり低下しないのでは?とも思います。

とりあえず、今はCAKEをせっせと回収して複利運用をしています。

関連記事

【DeFi】VenusでBTCを担保にして借りた仮想通貨(BUSDとVAI)をPancakeSwapで運用する方法
はじめに 保有している仮想通貨(暗号資産)を売らずに運用する方法があったらいいなと思ったことありませんか? 今回は預けた仮想通...
【DeFi】PancakeSwapでお金を増やす方法を解説(MetaMaskとPancakeSwapの組み合わせ)
仮想通貨で金利を得ることができたらいいなと思ったことはことないですか? DeFiの仕組みを利用すれば仮想通貨で金利を得ることができ...
【DeFi】PancakeSwapからイーサリアム(ETH)を回収してBINANCE(バイナンス)へ送金する方法
はじめに 以前の記事で紹介したPancakeSwapに預けたイーサリアム(ETH)を試しに回収してみました。 預ける前はMetaMaskに送金したETH...

オススメ記事

binanceBINANCE(バイナンス)を日本人が利用する方法(メリット・デメリット)
はじめに 仮想通貨の投資に慣れてくると感じるのが、日本国内の取引所の不便さだと思います。 海外取引所に比べて、国内取引所では取...
pancakeBINANCE(バイナンス)に国内の取引所からビットコイン(BTC)を送金する方法
はじめに 国内取引所からBINANCE(バイナンス)に仮想通貨を送金する方法をまとめました。 海外取引所の中でもBINANCEは日本人ユーザ...
ethBINANCE(バイナンス)に国内の取引所からイーサリアム(ETH)を送金する方法
はじめに 国内取引所からBINANCE(バイナンス)に仮想通貨を送金する方法をまとめました。 海外取引所の中でもBINANCEは日本人ユーザ...
BINANCE(バイナンス)でクレジットカードを利用してビットコインを購入する方法
はじめに 仮想通貨(暗号資産)の海外取引所であるBINANCE(バイナンス)で取引したいときにネックになるのが日本円の入金ができないこ...
BINANCE(バイナンス)からTrust WalletにBNBを送金する方法
はじめに 対応しないと。 https://t.co/6PwL7zHM2H — アールグレイ@子育て真っ最中の紀州釣り師 (@earl_grey_y) January 17, 202...
BINANCE(バイナンス)でUSDステーブルコインを購入する方法
はじめに ビットコインの価格が高騰し後に少し下落して調整局面になっていますね。 その他の暗号資産(仮想通貨)も動きが激しくなっ...
Pocket
LINEで送る

フォローする