はじめに
DODOでイールドファーミングを始めたいけど、どうやったらいいかわからないよ!ってなっていませんか?
DODOでイールドファーミングを行う全ての手順を解説しましたので参考になればと思います。
DODOは、イーサリアムとBinance Smart Chain(BSC)の両方のデュアルチェーンの開発と展開に取り組んでいて、DODO(v2 Beta)が2021年2月22日にBSC側で公開され注目されています。
今後、DODOはPancakeSwapと同様にBSCでイールドマイニングをする際の重要な位置をとってきそうなので、今のうちにやり方を覚えておきたいと思い触ってみました。
BSC版のDODOでイールドファーミングをしたいう人の参考になればと思います。
なお、 DODOでイールドファーミングを始めるには、BINANCEの口座とMetaMaskが必要なので、まだの人はこちらの記事を参考にして準備してください。
DODOでイールドマイニングをする資金を準備する
イールドファーミングをする通貨ペアはBUSD-USDTを選択しました。
ステーブルコインのペアを選んだ理由としては変動損失(IL)を起こさないことです。
ILについてはこちらの記事で解説しているので参考になればと思います。
流動性を提供するBUSDとUSDTはVenusでBTCを担保にして調達しました。
仮想通貨を担保にして他の仮想通貨を借りるということに抵抗がある人は、直接BUSDとUSDTを準備して、以下のVenusの項目は飛ばして読んでくださいね。
また、DODOでイールドファーミングを始める前にVenusの担保となるBTCをまずBINANCEからMetaMaskに送る必要がありますので、国内取引所などにBTCを置いている場合は、まずBINANCEに送金してからMetaMaskに送金ください。
過去に国内取引所からBINANCEに送金する方法を解説した記事を書いているので参考にしてください。
BINANCEにBTCが着金したら、次はMetaMaskに送金します。
送金方法で注意することはネットワークをBSCにすることです。
MetaMaskに着金したことを確認したら、次はVenusで資金を調達します。
VenusでBUSDとUSDTを借りる
MetaMaskに資金となるBTCが入ったら、DODOで流動性を提供する仮想通貨を借ります。
今回はステーブルコインのBUSDとUSDTを借りることにしました。
まず、仮想通貨を借りるには担保となるBTCを預ける必要があります。
今回はBTCを利用しますが、別の仮想通貨でもOKです。
操作はVenusの「Dashboard」の「Supply Market」でBTCをクリックします。
(すでにBTCを預けている場合はSupplyに表示されます。預けていない通貨はAll Marketsに表示されます)
ポップアップウインドウで担保に出すBTCの数量(今回は0.1200961BTC)を入力して、「Supply」をクリックします。
MetaMaskが確認を求めてくるので「確認」をクリック。
担保に入れたBTCが「Supply」画面に加算されます。
なお、初めてBTCを担保に出す場合は、右にある「Clollareral」をクリックすることでBTCが担保として有効になります(画像ではすでに有効になっています)。
次にBUSDとUSDTの借入です。
まず「Borrow Market」でBUSDをクリックします。
ポップアップウインドウで借り入れるBUSDの数量を入力して「Borrow」をクリックします。
私は担保に出したBTC価値の合計30%を借りることにしているので、BUSDはその半分の15%を借りることにしました(ここの計算はUSD建のBTC価格から計算します)。
MetaMaskが確認を求めてくるので、「確認」をクリック。
次に、USDTも同じように借り入れます。
借入れる際は「Borrow Limit Used」を確認して、想定通りの担保率になる確認してくださいね。
DoDoでBUSD-USDTのイールドファーミングを行う
いよい借入た仮想通貨(BUSD-USDT)の流動性をDODOで提供します。
まず、DODOの画面の「Liquidity」で通貨ペアBUSD-USDTを選択し、「Select a pair」をクリックします。
poolを選択する画面が出てくるので、Singleのpoolにチェックを入れて戻ります。
このPoolはsingleと書いているように、BUSDあるいはUSDTのみでも流動性提供が可能です。
PancakeSwapなどでは通貨ペアを1:1で提供する必要がありますが、DODOでは単独通貨で提供できるのがメリットです。
「Add Liquidity」をクリック。
初めて流動性を提供する通貨の場合、通貨ごとの鍵マークをクリックして認証しておきましょう。
次にBUSDとUSDTそれぞれに提供する数量を入力します(今回は865.9)
MetaMaskが確認を求めてくるので「確認」をクリック。
これで流動性の提供が完了しました。
My Liquidityに内容が反映されます。
次に、「Mining」の「Liquidity Mining」をクリックします。
「Mining – Earn DODO」の「BUSD-USDT」を開きます。
流動性を提供したBUSDとUSDTのDLPそれぞれに数量が反映されてることを確認して、BUSDの「Approve」をクリック。
「Confirm」をクリック。
MetaMaskの「確認」をクリック。
BUSDの「Stake」をクリック。
MetaMaskの「確認」をクリック。
「OK」をクリック。
USDTも同様に進めてStakeします。
これで全ての手順が終了です。
Minig – Earn DODOの画面で、DODOがリアルタイムで増えていくことがわかります。
最後に
PancakeSwapですでにイールドファーミングのやり方をマスターしていれば、DODOの操作は、戸惑うことなく実施できると思います。
やり方の異なる点としては、通貨ごとにStakeできることでしょうか。
今回は2つの通貨をStakeしましたが、どちらか一方でも可能なのがDODOのメリットですね。
DODOでイールドファーミングを始めるには、BINANCEの口座が必要になるのでまだの人は口座を開設しておいてくださいね。
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