イーサリアムのブロックチェーンエクスプローラーといえば、誰でも知っているEtherscanですよね。
そのEhterscanにチャット機能がついていたのに気づいてます?
というのも、Etherscanに「Blockscan Chat」というチャットサービスが追加されているんです。
「Blockscan Chat」を簡単に説明すると、イーサリアムのウォレットアドレスを使ってユーザー同士がメッセージを交換することができるサービス。
やり方はまず、Etherscanのウォレットアドレスの横にあるこの吹き出しマークをクリックすると、Blockscan Chatにアクセスできます。
Blockscan Chatのサイトにアクセスしたら、右上にある「Connect」ボタンを押しMetaMaskで接続します。
接続が完了すると、チャット画面が表示されます。
検索窓にチャットしたいウォレットアドレスか.eth nameを入れて「+ Start new conversation」を押すと、チャットが開始できます。
実際に自分のウォレットアドレスを使ってチャットを試してみました。
コメントへのリプライや削除ができるみたいです。
また、チャットのピン留め、アーカイブ、ユーザーのブロック機能もありますね。
このようにBlockscan Chatを支えてば、ウォレットアドレスだけで相手のウォレットアドレスの持ち主にメッセージが送ることができるようになります。
これまで、何らかの理由でウォレットアドレスにメッセージを送る場合は、トランザクションにメッセージを埋め込んで送信すると行った方法が取られているようですね。
ハッキング事件での犯人への交渉はこの方法がとられています。
ただ、プログラミング知識がない一般人にではこんなことできないですよね。。。
そこで、Blockscan Chatを使えば、ウォレットアドレス宛て単にメッセージを送信することができるようになるといった次第です。
ハッキング時の交渉ではなく、一般の人が通常の取引や交渉に使うことが出ることになりますね。
Etherscanの利用者はめちゃ多いはずなので、チャットに限らず、ウォレットアドレスを利用したSNSのプラットフォームを作る側としてはかなり有利な状況です。
なお、このチャットシステムはブロックチェーン上で送信されるものではないので、いわゆるブロックチェーンでSNSを構築するSoscialFiとは異なるようですね。
今まで、Etherscanはトランザクションの確認のために使っていたんですが、これからはSNSのプラットフォームとしての可能性が出てきた感じです。
今後が楽しみです。
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