紀州釣りの醍醐味ってなんでしょう?
チヌとのやり取りは紀州釣りの楽しみの1つです。
そして、チヌを掛ける前のウキの動きにワクワク、ドキドキするのも大きな楽しみの1つですよね。
ウキの種類によってアタリの出方は異なりますが、私がもっとも好きなウキのアタリは遠矢うきTD45(遠矢ダンゴ45、T・D45)が出すアタリです。
小さくピクピク動く微妙なアタリや、海面をビュンビュン上下運動するダイナミックなアタリを出してくれるTD45に惚れ込んでいます。
TD45は軽くて、安定しているので、非常に小さなアタリを出してくれますし、海面に垂直に立ったTD45が消し込む姿は何度見ても興奮しますね。
特に、これからの冬の時期に非常に小さなアタリを出してくれることは重要です。
凪状態でTD45を使った時の小さなアタリを見ると、他のウキがいかにアタリを出せていないのか一目瞭然になります。
渋い冬のチヌが寄っているか、寄っていないのか不安な時に、アタリが出ることで集中力が上がりますし、そこからの戦略を立てられますよね。
冬の紀州釣りでアタリを逃さず渾身の1匹を釣ったのは今年2月。
この時は、冬の淡路島をTD45で攻略できて、めちゃくちゃ嬉しかったです。
そして、ずいぶん前になりますが、TD45の大きなアタリをとらえた動画がこちら。
ちょっと見えにくいですが、活性が高い時はこんな動きをします。
ただ、残念なことにTD45は滅多に店頭には出ていなくて、遠矢うき Tohya Direct 楽天市場店で購入しています。
この楽天市場店でもなかなか在庫が入らなくて・・・
手持ち分が1本になったので追加購入したいなと思っていたところに、入荷があったのでさっそく購入しました!
TD45は3種類の浮力があり、普段使用するサイズは「中」です。
今回は久しぶりにアタリの違いも感じてみたいと思い「小」も購入しました。
遠矢ダンゴ「T・D45」が到着!
売り切れ続きでなかなか手に入りませんでしたが、やっと購入できました。
手持ち1本でだったのでよかったぁ。
いつも使う「中」に加えて、「小」も大人買いました。
これで冬の紀州釣りを戦います! pic.twitter.com/SpB4hYRmAP
— アールグレイ@子育て真っ最中の紀州釣り師 (@earl_grey_y) December 4, 2019
TD45は全長約51cm、真ん中の浮力体の長さは4.5cm。
見た目は大きいですが、重量はめちゃくちゃ軽いんです。
なので、紀州釣り団子を投げる時の抵抗にならず、初心者でも扱いやすい。
全長が長い分、紀州釣りで重要なタナ合わせをしやすいのも特徴です。
3種類の残浮力の目安はこんな感じです。
- TD45-小:0~2B
- TD45-中:0~3B
- TD45-大:0~4B
紀州釣りは鉛を打たない0仕掛けが基本ですが、TD45の説明によると、ウキの下部の「カン」にイトオモリなどを巻いて浮力調節してもいいみたいですね。
エサ取りが多い時に、不要なアタリを消すためや、風が強い日にウキがあおられないように、浮力体を少し沈ませて使ったりもできます。
TD45は紀州釣りでぜひ使って欲しい自立ウキですが、弱点もあります。
それは、自立ウキ特有の風に弱いところ。
特に長さがあるTD45は風にあおられやすいので、その影響で仕掛けが不自然な動きになってしまします。
風が強い時は、素直に寝ウキに交換して、風対策をするのが得策です。
すっかり冬の紀州釣りシーズンに突入してしたいましたが、このTD45があれば、活性が低いチヌのアタリも出してくれますよ。
遠矢うきTD45は私が紀州釣りを始めたばかりに出会って、ずっと使い続けている自立ウキです。
ぜひ一度試してみてくださいね。
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