私が使う紀州釣り(団子釣り)のウキは棒ウキと寝ウキです。
その中で今回紹介するウキは棒ウキの遠矢うき「TD45」。
旧ブログでも何回か紹介していて、お気に入りの一品です。
視認性が良いトップと、玉部分から下に長く伸びるアンカーが特長です。
このウキの特長は何と言っても反応性が良いこと。
小さなアタリが明確に出るこのウキにハマって、いつかこのウキの動画を撮りたいなって思っていました。
先日の淡路島での釣りでは波が穏やかで、潮の動きもあまりなかったので、撮影に丁度良いと思い、三脚にビデオカメラをセッティングして撮影しました。
本来はウキだけじゃなく、ウキ止めやラインの動きも一緒に撮ることができれば紀州釣りの一連の流れを説明できるのですが、私のビデオカメラはそこまでの解像度がなく、ウキのみの動画となりました。
ちょっと見にくいですが、よかったら再生してくださいね。
どうでしょう?見えました?
思い通りにウキの動きを伝えきれないのが悔しいですが、団子アタリに反応して、長いウキが上下運動する様は実際に見ていると爽快です。
このウキが消し込むのを初めて見たときからハマっています。
紀州釣りにハマったのはこのウキのおかげと言ってもいいほど。
長所は反応性が良いという以外に、他の一般的な棒ウキよりも全長が長いので釣り初めに棚が取りやすいということがあります。
この点では初心者にとって非常に役立つウキになっていると思います。
紀州釣りは棚を合わせてなんぼのつりですから、今でも早く棚を確実に合わせられるという意味で気に入っています。
ただ、このウキにも欠点はあり、風の強い日には向きません。
長いトップ部分が風にあおられて、どうしても傾いてラインを引っ張ってしまいます。
風が強いときは迷わず寝ウキにチェンジです。
このTD45は浮力の違いで3種類あり、スペックは以下のとおり。
残浮力の目安
TD45-小 0~2B
TD45-中 0~3B
TD45-大 0~4B全長約51cm。浮力体長4.5cm。
この中でも私は「中」を使っています。
「小」も一本買って使っていましたが、遠投した時の玉部分の視認性が悪いため使用しなくなりました。
「TD45」は釣具店であまり見かけないので、興味があればネットショップで取り寄せてみてくださいね。