はじめに
先週に続き、淡路島の梅雨爆を求めて16日土曜日に団子を投げてきました。
予定ではこの週末は釣りに行く予定はなかったのですが、ストレスが溜まっていると感じて週末の予定を全てキャンセルしての釣行でした。
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平日に少し雨が降りましたよね。
海が少しザワザワしているかもと期待して淡路島へ向かいました。
当日の午前中は少し風が強く吹きましたが、午後から夕方にかけて弱くなったので釣りやすかったです。
先週と同じく、初めから2箇所をはしごする予定で釣りを組み立てていきました。
淡路島の紀州釣り
午前中は前回の釣行でチヌが釣れ始めていることがわかった場所でした。
前回は開始後2時間くらい経ってから釣れ始めたので、今回もしばらく我慢の釣りかなと思っていたところ、開始後1時間もしないうちにチャリコが反応してきましたよ。
前回まではエサ取りが反応していなかったので、さらに季節が進んだ感じですね。
そして、チャリコを釣ってから30分もしないうちにキビレ君が釣れました。
小さいキビレですが、雰囲気が出てきました。
後はチヌ様が来てくれるのを待つばかり。
すると、ギューン、ゴンゴン!って強い引き!
チヌか?と期待したんですが、
浮いてきたのはアイゴ。
エサ取りは十分に寄っている。
さらに期待が膨らみます。
すでにチヌが寄っているんじゃないか?と疑問に思ったので、この場所でチヌが釣れる刺し餌と棚の取り方に合わせると、一発目から反応がありました!
王道パターンで良型のキビレ!
いい引きをしてくれたので、チヌと期待したんですが。
40センチ。
もう後はチヌを釣るだけの状態。
ただ、この日は前日までに雨が降った影響なのか、釣れるのはキビレ。
キビレの他にお土産サイズのマダイも釣れてしまいました。
37センチ。
結局、午前中にチヌは釣れず。
午後のお預けとなりました。
お昼頃に荷物をかたずけて、当初の予定通り場所を移動することとしました。
午後の部は数釣りが期待できる場所。
平日に降った雨でいい潮の状態になっていると小チヌが爆発するんじゃないかな?という期待からの選択です。
土曜日なのでポイントが空いているか不安でしたが、ちょうど私がいつも釣り座を構える場所は空いていました。
団子師さん3人組が少し離れた場所でかたまって釣っていましたが、釣れないようで早々に退散されてしまいました。
その他のファミリーも小魚がたまに釣れるだけの様子。
漁港に活気がありません。
一方の私の方は到着した時間帯以降の方が釣れると確信していたので、せっせと準備して団子を投入していきます。
団子を投げて1時間後くらいだったと思います。
微妙なアタリが出始めて、寝ウキが立ったところで合わせると、乗りました!
かかったのはキビレ君。
ちゃんと魚はいるやん。
このタイミングでご無沙汰していた地元の爺さんが声をかけてくれました。
2年以上ぶりです。
サングラスをかけて、釣りの装備も変わっていたのによく私を覚えていてくれました。
この爺さんは自分の自慢話をするわけではなく、私の釣りを黙って観察して、たまにコメントをする程度。
釣りの邪魔にはならないので相槌を返す形で、黙々と団子を投げていきます。
地元の爺さんの多くは自分の自慢話や、上から目線であそこが釣れるだの、ここは釣れないだのとうんちくをダラダラと話す人がいますが、このような話になった時、私は相手をしないと決めています。
一度相手をしないと決めてしまうと後は楽で、自分の釣りを楽しむことに集中できます。
地元の人の話し相手をするためにお金をかけて釣りに行っている訳ではないですからね。
ただ、今回の爺さんは釣り人への配慮があり、一歩引いた話し方で対応が一味違います。
その地元の爺さんと一緒に団子を見つめながら釣れたのが本日初めての小チヌ様。
爺さんがチヌの群れを連れてきたのか、この小チヌが合図となって、ここのポイント特有のパターンに入りました。
タナをトントンに合わせると、明確な団子アタリが出て、ウキが激しく上下運動をします。
団子崩壊後、しばらく流すと微妙なアタリ。
その後にウキが沈んだのを見計らって合わせる。
タナは潮の満ち引きに合わせて微調整。
チヌが湧いてきた場合、紀州釣りの基本ができていたら必ず釣れるんですが、少しでも横着すると釣れないですよね。
紀州釣り千本ノックの始まりです。
釣れるチヌは小さいですが、団子アタリはバンバン出ています。
実際、TD40の動きはこんな感じです。
複数のチヌが寄っていることが明白でした。
この日のアタリ餌は2種類。
2種類目に当たる事に気付いたのは収穫でした。
餌をローテーションしながら釣り上げていきます。
たまにキビレも混じったり。
夕方ごろにサイズが少しアップして30センチが出ました。
団子を握って、投入、本アタリを見極めて合わせる。
エサが無くなるタイミングを見計らい仕掛けの回収。
黙々とこの操作を休みなく続けていいきます。
野球でいうところの千本ノックのイメージです。
紀州釣りを始めた頃に今回のような小チヌ祭りに遭遇した時、いかに効率よくチヌを釣るかという観点で黙々と団子を投げていました。
そのおかげもあって竿さばき、ラインさばきが身についたのかなと思います。
加えて、合わせる必要がない団子アタリに体は反応することなく、本アタリの微妙なウキの動きを見る目がやしなわれました。
千本ノックで基本を体に叩き込む感じです。
途中、フグが寄ってしまってチヌが遠のいた時間帯があり、団子の硬さを調整。
周囲が暗くなって蛍光寝ウキに変えたところで1匹ゲット。
陽が落ちるのが遅くなりましたね。
まだまだ団子アタリはで続けていましたが、帰りが遅くなるとまずいので、19時15分ごろに釣れた小チヌを最後に終了としました。
仕留めた小チヌとキビレは合わせて13匹。バラシが4回。
チヌがいるのがわかっているのに釣れない時間帯があり、まだまだ修行が足りないことを実感です。
サイズは出なくても、色々なことを教えてくれる良い漁港です。
個人的には気持ちが落ち着く場所でもあります。
おかげで溜まっていたストレスを発散することができました。
釣れてくれたチヌたちに感謝です。
まとめ
2箇所をまわってサイズは最大30センチと不満が残る結果でしたが、狙い通りの数釣りができてストレスを発散することができました。
- 2018年6月16日(中潮)
- チヌ:30センチ、小チヌ11匹
- キビレ:40センチ。チビレ4匹
- マダイ:37センチ、チャリコ1匹
次回以降はそろそろ1箇所で1日座り続ける紀州釣りをしようかなと思います。
もう少し梅雨爆(つゆばく)を楽しみたいです。
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紀州釣り団子レシピ
- ヌカ:14カップ
- 砂:5カップ
- 細引きさなぎ:1袋
- チヌパワースペシャルMP:1/4袋
- 押麦:1袋
- 海水:適量
- アミエビ:適量
- その他:秘密の白い粉
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刺しエサ
- Gクリ2L3L
- 小ボケ
- サナギ
午後からの場所では小ボケにある程度反応してきましたが、フグの餌食になることが多くなりました。
小ボケの他に反応が良かったのはオキアミコーンです。
エサ取りが出てきたので、次回以降はエサ取り対策も必要と感じました。
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紀州釣り仕掛け
- 竿:チヌ競技スペシャル III 0.6号-5.0
- リール:インパルト 競技LBD
- ウキ:超ねうきTYPEII、TD45、発泡寝ウキ
- 道糸:サスペンド2号
- ハリス:クレハ シーガー グランドマックスFX 1.2号
- 針:カットチヌ2号、カットチヌ3号
この日もTD45がいい動きをしてくれました。
TD45の紹介はこちらの記事でもしていますのでご興味ある方はぜひ。
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