はじめに
ハワイの言葉で「天国にふさわしい館」を意味する「ハレクラニ」。
沖縄に新しくできた「ハレクラニ沖縄」に
生後6ヶ月の娘を含む家族で3泊4日を過ごしてきました。
娘を連れて初めてのホテル暮らしだったので、色々と心配事がありましたが、
ホテルの親切な対応がたくさんあって、快適に過ごすことができましたよ。
赤ちゃんを連れて宿泊する沖縄のホテルを探しているなら、
「ハレクラニ沖縄」はとってもオススメなので参考にしてくださいね。
ハレクラニ沖縄とは
ハワイのワイキキビーチで100年以上の歴史があるホテル「ハレクラニ」の2つ目となるホテルが「ハレクラニ沖縄」。
7月26日に恩納村の海辺に開業し、すべての客室がオーシャンビューとなっています。
引用元:ハレクラニ沖縄
ハレクラニ沖縄サンセットウィング プレミア オーシャンフロント
客室はビーチフロントウィング、サンセットウィング、ヴィラに分かれていて、
今回、宿泊した部屋はサンセットウィングでした。
ホテルの正面玄関を入って、左に登っていくとサンセットウィングのロビーが見えてきます。
部屋からの眺めはもちろんオーシャンビュー。
部屋は50平米と広くて、収納もたくさんあって過ごしやすかったです。
プレミア オーシャンフロント
引用元:ハレクラニ沖縄
外から見た建物の外観はこんな感じ。
ハレクラニらしい外観です。
海も見えて、芝生が綺麗でした。
赤ちゃん転落防止柵と枕で壁を作りました
まずはじめに、6ヶ月の娘を連れてホテルで宿泊する時に
一番気になっていたのが、娘のベッドから転げ落ちる問題。
娘はまだハイハイできないんですが、
コロコロ転がることを覚えたので
行動範囲が広いんです。
ベビーベッドは狭くてお気に召さないようで、
普段は布団で寝かせたり、大人のベッドで一緒に寝ていて、
寝ている時も元気すぎてベッドから2回転落しています。
到着時、部屋はツインベットの部屋だったのですが、
寝ているときに、コロコロ転がって、ベッドの間に挟まるだろうということで、
隣の義父母のキングサイズベットの部屋と交代していただきました。
部屋の大きさは同じ50平米で、間取りが反転した部屋でした。
ただ、大きなキングサイズのベットでも
転がってベッドから落ちるだろうということで、
ホテルにお願いして転落防止柵をつけてもらうことにしました。
これで大丈夫!っと思った数分後に事件発生。
ちょっと目を離したすきに、ベッドと転落防止柵の間に挟まって、
ウーウーって半泣き状態に。。。
この写真の中央の隙間に挟まっていました。
ということで、ベッドの周りに枕とクッションを敷き詰めて
全方位に壁を作って娘仕様のベッドが完成です。
滞在中、目を離す時はここで遊んだり、昼寝してもうことにしました。
元気な赤ちゃんを連れて宿泊する時は、
転落防止柵、枕、クッションで壁を作ってくださいね。
転落防止柵は部屋のレンタル設備のリストにはないですが、
直接ホテルの方に伝えれば持ってきてくれます。
ミルクはミネラルウォータを沸かして作りました
娘のミルクは据付のポット(写真の黒色)でお湯を沸かして作りました。
一応、沸騰したお湯を保温するモノ(写真の白色)も準備してもらえましたよ。
ミルクに使う水はハレクラニのミネラルウォータを使用しました。
成分表示で軟水となっているので、安心して使用できましたよ。
- 硬度:4.73mg/L
- ナトリウム:1.1mg
- カルシウム:0.14mg
- カリウム:0.1mg
- マグネシウム:0.04mg
- pH:7〜8
なお、ミネラルウォーターは含まれるミネラル成分の硬度によって、硬水と軟水に分けられます。
硬度とは、水1リットルの中に溶け込んでいるカルシウムとマグネシウムの量を表した数値のこで、120mg/L以上を硬水、120mg/L未満を軟水といいます。
赤ちゃんの粉ミルクには、「硬度300mg/L以上のミネラルウォーター」は使わないでください、とされているので注意が必要です。(引用:All About)
ハレクラニのミネラルウォータは硬度4.73mg/Lの軟水なので安心して使えます。
その他のミネラルウォータも硬度はによってはミルクに使えるので参考にしてください。
■日本の軟水の硬度
※以下は粉ミルクに使えます
温泉水99 約1.7mg/l
信州安曇野の天然水 約25mg/l
富士山のバナジウム天然水 約29mg/l
サントリー天然水(南アルプス) 約30mg/l
日本コカ・コーラ いろはす 約29.1~43mg/l
立山の天然水 約50mg/l
キリン アルカリイオンの水 約59mg/l
アサヒ 六甲のおいしい水 約84mg/l
など■日本の硬水の硬度
※粉ミルクには使えません
海の深層水 天海の水 約1000mg/l■外国の軟水の硬度
※以下は粉ミルクに使えます
アイスフィールド(カナダ) 約27mg/l
クリスタルガイザー(アメリカ) 約38mg/l
ヴォルビック(フランス) 約60mg/l
※粉ミルクに使えます■海外の硬水の硬度
※粉ミルクには使えません
エビアン(フランス) 約304mg/l
ヴィッテル(フランス) 約315mg/l
コントレックス(フランス ) 約1468mg/l引用元:All About
ちなみに、哺乳瓶の消毒はいつも煮沸で行なっているのですが、
さすがに煮沸はできないと思い、ミルトンセットを持って行いました。
ベビーカーは広いエントランスに楽々置ける
部屋のエントランスは広くて、ベビーカーを置いてもまだスペースがあるほどです。
エントランスにも収納があるので、外出時に持っていくものを置いたりできて便利でしたよ。
赤ちゃんを抱っこして入れるオーキッドプール
ハレクラニ沖縄のプールは合計5つです。
プール | 期間 | 時間 | 深さ | 条件 |
オーキッドプール | 4-10月 | 9-18時 | 1.2m | 13歳未満保護者付添い |
クワイエットプール | 4-10月 | 10-19時 | 1.2m | 16歳以上 |
キッズプール | 4-10月 | 9-18時 | 0.6m | 13歳未満保護者付添い |
テラスプール | 4-10月 | 10-19時 | 1.2m | 16歳以上 |
インドアプール | 通年 | 9-18時 | 1.2m | 13歳未満保護者付添い |
このうち、赤ちゃんを連れて入ることができるのは、
オーキッドプール、キッズプール、インドアプールの3つ。
そして、赤ちゃんを抱っこして入るなら、オーキッドプールがオススメ。
娘はここでプールデビューをはたしました!
オーキッドプールの手前の水深は浅く、徐々に深くなる作りになっているので、
赤ちゃんを抱っこしたまま簡単に入っていくことができます。
また、水深が1.2mと大人の胸あたりまでしかないので、
安心して赤ちゃんを抱えていられますよ。
また、この時は気温が高く、水も温かいくらいだったので、
娘が水の冷たさにビックリすることはなかったです。
インドアプールのメインプールは日差しが当たらないのでちょっと水が冷たかったですね。
でも、ジャグジーと温泉は温かくて、娘は問題なく入れましたよ。
キッズプールは水深が0.6mで、大人には浅すぎるので、
自分で歩くことができる子供向けですね。
また、クワイエットプールとテラスプールは保護者がいても
16歳未満は入ることができないので注意ください。
大人のプールですねぇ。
今回は娘がいたので入れなかったのが残念。
ちなみに、ホテルからプール用にビーチサンダルとバッグがプレゼントされます。
あと、写真に残すのを忘れましたが、
プール用にガウンみたいなの(名前がわからない)も用意されていて、
羽織ってホテル内を行き来できます。
ビーチサンダルは、はき心地が良くてお気に入りです。
また、サンセットウィングからオーキッドプールまでは少し距離があるのですが、
ホテルの方に声をかけると、サンセットウィングの玄関からオーキッドプール近くまで
カートで送迎してくれました。
ホテルの外へ出るときもこのカートで玄関まで送迎してくれましたよ。
広い敷地を赤ちゃん抱いて移動する時はカートの利用がオススメです。
ランドリールームで洗濯乾燥ができる
ハレクラニ沖縄に宿泊して便利だなと思ったのがランドリーです。
サンセットウィング4Fに6台、ビーチフロントウイング2Fに2台が設置されています。
洗剤も自動で入れてくれるので、洗い物を持っていくだけで洗濯と乾燥ができますよ。
コースは4種類です。
コース |
洗濯乾燥 (標準) |
洗濯乾燥 (少量) |
洗濯のみ | 追加乾燥 |
洗濯容量 | 3kgまで | 1kgまで | 6kgまで | 3kgまで |
目安時間 | 120分 | 80分 | 35分 |
30分/ 100円 |
料金 | 500円 | 400円 | 300円 |
今回は家族の洗濯で洗濯乾燥(標準)を2日使いました。
空き状況や進行状況は、部屋のテレビから確認することができて便利です。
子供の荷物はどうしても多くなるので、
コインランドリーを活用して、
持ってくる服を減らすことができると助かりますね。
ハレクラニ沖縄のオススメ記念写真スポット
滞在中に撮った写真の中から、
記念写真にオススメのスポットをピックアップしました。
まずは、ロビーでの記念写真は必須です。
綺麗な花の前で家族写真を撮りました。
この花はサンセットウィングとビーチフロントウィングの
両方のロビーにあるので、チェックイン時にまずここで一枚撮るのがオススメ。
注意点として、昼間は逆光になるので、カメラの設定をお忘れなく。
サンセットウィングのロビーを海側に出たところもオススメです。
ここはホテルの方に勧められて、海をバックに家族写真を撮りました。
ビーチフロントウィングでの撮影場所は噴水前がオススメ。
空と海とプールもバックに見える絶好のポイントです。
オーキッドプール前もオススメ。
プールが終わった後の明るい時間だと、人が少なくて綺麗に撮ることができます。
風がなく、水面に波がない状態なら水中のオーキッドが綺麗に見えますよ。
プールの中から建物を背景にした撮影もオススメ。
ハレクラニらしい光景を撮ることができます。
秘密の海岸への案内(プライベートビーチ)
最後に、娘が昼寝をしている間に
ホテルを一人で散策した時に行った海岸の紹介です。
サンセットウィングの部屋から外を眺めていると、
海岸に降りる通路のようなものがあるのに気付いたんです。
もしかして、プライベートビーチへの入り口?と期待して近寄ってみると
鍵がかけられていました。
入るのは無理なのかなぁって思っていたら、
ちょうどホテルの人と会ったので、
海岸へ降りられるか聞いてみると、OKとのこと。
鍵は閉まっているが、柵の横から通っても大丈夫とのことだったので、
一人で降りてみました。
降りていく階段には石が散乱していて、少し危ない状態でしたが、
その先には、きれいな砂浜が広がっていました。
誰もいないプライベートビーチ、いいですねぇ。
ただ、ホテルの方曰く、ここで怪我された人もいるようなので、利用は自己責任で。
気づいたこと、感じたこと
ハレクラニ沖縄に滞在して気づいたこと、感じたことが2つありました。
- 廊下を転がるスーツケースの音が意外と大きく聞こえる
- ハワイよりも沖縄はジメジメしている
廊下の床が硬いためなのか、スーツケースなどを
転がす音がよく聞こえていました。
娘を寝かしつけたあとは室内で静かにしているので、
余計に大きく聞こえたのかもしれません。
娘の睡眠を邪魔されるほどではなかったですが意外と大きな音でした。
そして、ハレクラニ沖縄はやっぱり日本ですねぇ。
カラッとした暑さのハワイとは異なり、ジメジメした暑さが沖縄です。
ハワイだとバルコニーに出てゆっくり景色を楽しんでいたんですが、
沖縄は涼しい室内でのんびり過ごすのが向いていると感じました。
まとめ
ハワイのハレクラニは、外出すればすぐ最新のショッピングができるという環境ですが、
ハレクラニ沖縄は、広い敷地内でのんびりホテル暮らしを満喫するというイメージです。
今回、生後6ヶ月の娘を連れて初めてのホテル暮らしだったので、
色々と心配事がありましたが、ホテルの親切な対応があり、
快適に過ごすことができましたよ。
従業員さんはすれ違うと、いつも笑顔で挨拶してくれて元気になります。
赤ちゃんを連れて宿泊する沖縄のホテルを探しているなら、
「ハレクラニ沖縄」はとってもオススメです。
那覇空港からハレクラニ沖縄へは、車だと通常1時間20分くらいです。
ただ、行きは、空港周辺の大渋滞に巻き込まれて、
レンタカーを借りてホテルに着くまでに2時間半くらいかかってしまいました。
赤ちゃんを連れてくなら、那覇空港からタクシーで直接ホテルまで行くのがベストですね。
実際、帰りは娘、お嫁さん、義母さんはホテルから空港までタクシーを利用しました。
サンセットウィングの部屋から見た夕日が綺麗でした。
ハレクラニ沖縄は、また行きたくなる最高のホテルです。
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