毎日読んでいる日経新聞で21日(木)に気になる記事がありました。
初夏を代表する大衆魚のマイワシが豊漁で大幅に値下がりしているニュース。
この記事で気になったのは、
海水温は数十年単位で寒冷期、温暖期が入れ替わるが、マイワシが豊漁になりやすい寒冷期に移りつつあるとの見方がある。
ということ。
海水温の変化とマイワシの漁獲量の関係があるようです。
例えば,太平洋の気象がほぼ25年ごとに温暖期と寒冷期を繰り返し,それがイワシやカタクチイワシの資源量にも影響を及ぼしている。北太平洋では1950年代から70年代前半は海水温が平均よりも低くカタクチイワシが増え,70年代後半から90年代半ばまでは暖かくマイワシが増えた。
引用:http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0310/fish2.html
今後は海水温が、低くなるサイクルに入るんでしょうかね?
大気・海洋・海洋生態系からなる地球の動態の基本構造が数十年間隔で転換することを「レジームシフト」というそうです。
そして、その影響を受けて海洋生態系も変わり、水産資源である魚、特にイワシ、サンマなどの魚種交代という現象が起きるようです。
日本近海の漁業で獲れる魚にはマイワシ,マサバ,カタクチイワシがあるが,これらの漁獲高は経時的に上下動し,1980年代には豊漁だったマイワシが,現在では少ししか獲れなくなり,代わってカタクチイワシが増えている。このように,主に獲れる魚の種類が替わる現象を魚種交替という。
紀州釣り師としては釣行時の時間毎の環境の変化、日毎の天気の変化、季節による水温の変化が気になりますが、もっと長期、10年単位の海洋生態系の変化もチヌ釣りへ影響するのかもしれませんね。
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