Sandboxをゲームコントローラー「DUALSHOCK 4」を使って操作する方法(Gamepad Mapper)

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はじめに

Sandbox(サンドボックス)で遊ぶときにキーボード操作がやりにくと思っていませんか?

ゲームコントローラを使えば快適にSandboxのLandの中を動きまわれるようになりますよ。

というのも、メタバースのSandboxに入って遊び始めたんですが、アバターを操作するのにキーボード操作が必要なんです。

このキーボード操作が結構ややこしい。

上、下、左、右に移動するのは、それぞれW、S、A、Dキーで、アングルを変えるのはトラックパッドで操作という感じです。

キー操作は慣れてくると覚えられるのですが、やりにくい状態には変わりありません。

そこで、ゲームコントローラーをPCに接続してメタバースを触れることを知ったのでさっそく試してみました。

やってみるとかなり快適です。

だってゲームコントローラーはキーボードよりも手で操作しやすく設計されていのであたり前でもありますね。

ゲームコントローラーはメタバースを操作する際にもかなり適しています。

この記事では、Sandboxの操作キーをプレイステーションのゲームコントローラー「DUALSHOCK 4」に割り付ける方法を紹介します。

操作キーの割り付けには、Macのアプリ「Gamepad Mapper」を利用しました。

Sandboxを始めたけれど、キーボード操作で操作しにくいと感じている人の参考になればと思います。

なお、後でも説明しますが、SandboxをMacBookで操作する場合、アングルの移動はトラックパッドで行うのですが、この設定はGamePad Mapperで行うことができませんでした。

すべての操作を「DUALSHOCK 4」で実行できていない状況なのをご承知おきください。

Sandboxをゲームコントローラーで操作するために必要なもの3つ

用意したものは以下の3つです。
  • PC:MacBook Pro
  • ゲームコントローラー:DUALSHOCK 4
  • リマップアプリ:Gamepad Mapper

Sandboxを利用するにはゲーミングPC並みのスペックが必要とされてます。

今回、使用している「MacBook Pro」は2021年の年末に購入した16インチ、CPUはM1 Max、メモリは64GBです。

このスペックであれば動かすことができています。

DUALSHOCK 4は、プレイステーション用のゲームコントローラー。

ゲームをほとんどやってこなかった私が唯一がっつり使ったことのあるゲームコントローラーです。

ゲームコントローラの使用経験は少ないですが、操作しやすいという実績から選びました。

「Gamepad Mapper」はゲームコントローラをリマップするアプリです。

リマップとは、Macに接続したゲームコントローラーでボタンが押された時の動作を割り当てることを意味します。

例えば、「DUALSHOCK 4」の「⚪︎」ボタンを押すとMacの「W」キーを押すという動作に変えることができるんです。

この「Gamepad Mapper」のリマップ機能を使って、Sandboxの操作キーを「DUALSHOCK 4」に割り付けていきます。

DUALSHOCK 4をMacbookにワイヤレス接続する

まず、DUALSHOCK 4を入手したら、MacBookでワイヤレス接続(Bluetooth接続)を行います。
 
 
DUALSHOCK 4の「SHARE」ボタンを押しながら、「PS」ボタンを押してライトばーが点滅することを確認します。
 
 
 
点滅し始めたら、MacBookの左上のアップルマークから、「このMacについて」を選択し、「詳細情報」から、Bluetoothの項目を表示します。
 
 
続いて「近くのデバイス」に表示される「DUALSHOCK 4 Wireless Controller」の「接続」をクリックします。
 
 
 
「自分のデバイス」に「DUALSHOK 4 Wireless Controller」が表示さることを確認できれば接続完了です。
 

Gamepad MapperでDUALSHOK 4 をリマップする

続いて「Gamepad Mapper」をApple Storeからダウンロードします。
 
 
 
 
ダウンロード時に900円の課金がかかります。
 
ここでは詳しく解説しませんが、プラスでアドオンにも課金すると便利にになりますよ。
 
 
私が追加したアドンは「PS5 Controller Driver」、「Auto Enable Configuration」及び「Mappings Combination Funcion」です。
 
 
 
 
Gamepad Mapperを立ち上げるとこのような画面になり、左側の「Gamepad list」に「PS4 Controller」と表示されていればOK。
 
 
 
続いて、「PS4 Controller」の設定を行うために「Cofiguration」を追加します。
 
「Add」ボタンをクリックして、任意の名称に変更し(ここではSandboxとしました)、「Configuration」ボタンをクリックします。
 
 
 
 
Coinfigurationウインドウが別に立ち上がります。
 
 
 
ここから「DUALSHOCK 4」の各部位にSandboxで操作するキーを割り付けていきます。
 
 
Sandboxの基本動作と操作キーの一覧は下の表になります。
 
この操作キーを「DUALSHOCK 4」に割り付けていきます。
 
Sandbox 操作キー
動作 操作キー(=DUALSHOCK 4に割り付けるキー)
上に移動 W
下に移動 S
左に移動 A
右に移動 D
前方に回転する Shift
ジャンプ SPACE
エモート選択画面の表示 T + 長押し
話す・読む E
メニュー画面呼び出し esc
カーソルを上に移動 マウス カーソル上
カーソルを下に移動 マウス カーソル下
カーソルを左に移動 マウス カーソル左
カーソルを右に移動 マウス カーソル右
アングルをズームアウト マウススクロール上
アングルをズームイン マウススクロール下

 
次に「DUALSHOCK 4」の左スティックを左に倒すと、Coinfigurationウインドウ(下の画像)の「Gamepad Inputs」で「Axis 2」が青色になることがわかります。
 
 
 
これは、左スティックを左へ傾けた際のキーの割り付けはAxis 2で設定できることを意味します。
 
そして、ここでSandboxで左に移動する際に操作する「W」を設定します。
 
 
 
同じことを繰り返して「DUALSHOCK 4」の各部位にキーを設定していきます。
 
今回、私が設定した内容は以下の表のとおりです。
 
コーンとローラーの操作の好みがあるので、一度設定してみて違和感があれば配置し直してみてくださいね。

DUALSHOCK 4 Gamepad Imputsの設定    
部位名 割り付け 設定1 設定2
左スティック 上 Axis 2 Keyboard W  
左スティック 下 Axis 3 Keyboard S  
左スティック 左 Axis 0  
左スティック 右 Axis 1 Keyboard D  
四角ボタン Button 2 Keyboard Shift Key Repeatにチェック
三角ボタン Button 3 Keyboard SPACE  
丸ボタン Button 1 Keyboard T  
L1ボタン Button 9 Keyboard E  
L2ボタン Axis 8 Keyboard esc  
方向キー上 Botton 11 Mouse Cursor ↑  
方向キー下 Botton 12 Mouse Cursor ↓  
方向キー左 Botton 13 Mouse Cursor ←  
方向キー右 Botton 14 Mouse Cursor →  
右スティック 下 Axis 6 Muse Scroll ↑  
右スティック 上 Axis 7 Muse Scroll ↓  

 
ちなみに、SandboxをMacBookで操作する場合、アングルの移動はトラックパッドで行うのですが、この設定の仕方がGamePad Mapperで行うことができませんでした。
 
従って、コントローラー+トラックパッドを利用するという形になります。
(トラックパッドの割り付け方がわかれば追記したいと思います)
 

最後に

この記事では、アプリ「Gamepad Mapper」のリマップ機能を使って、Sandboxの操作キーをゲームコントローラー「DUALSHOCK 4」に割り付ける方法を紹介しました。

実際にCNP Landに入って操作してみましたが、動き自体は快適になりました。

アングルを変更する際はトラックパッドを操作する必要があるので、左手でコントローラー、右手でトラックパッドというやり方になります。

Sandboxに限らず、メタバースをPCで操作を行う際に応用できるので、ぜひ一度試してみてくださいね。

これからメタバースを触る人の参考になれば嬉しいです。

 
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