はじめに
ちょうど一年前のこの日に梅雨爆とな理、たくさんおチヌ様をつらせてもらえました。今回も雨が降った後だったので期待して行きましたが、結果は散々。
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淡路島の紀州釣り
この日は開始早々にキスが釣れてしまい、また水温が低いのかなと心配に。
団子が効いてきた頃に、ベラやフグが釣れ始めますが、チヌらしいアタリは全く出ませんでした。
そうこうしているうちにボラ爺いが登場(以下、個人が特定されないようにフィクションが入っています)。
ボラしか掛けないので通称ボラ爺い。
広い釣り場でわざわざ竿が当たるくらいの近さに釣り座を準備して、団子を投げ始めます。
私の団子の投点の横1mにボラ爺いの団子がドボン。(このオッサン、喧嘩売ってる?)
そしてボラ爺いのウキは先が少し海面に出たまま潮の流れに乗って、私の目の前を通り過ぎます。(このオッサン、マナー知らんの?)
しばらく見ていると、団子が割れていないのにビュン!(出た!必殺技!)
前から、なぜ団子アタリに合わせるのか気になっていたので、普段は人の釣りをあまり観察しないのですが、今回は横目でしばらく観察してみました。
で、分かりました。
原因は使用している、非自立ウキ。
非自立ウキを使用してるので、ウキを立たせるためにウキと針の間に大きなオモリが付いていました。
ウキと団子の間に大きなオモリをつけてしまうと、団子を投げた時に団子とオモリが別の方向へ飛んでいくので、結果として、団子が空中で割れてしまいます。普通、こんな仕掛けは紀州釣りでは使用しない。
でも、ボラ爺いの団子は割れない。
なぜか?
めちゃくちゃ硬い団子だから。団子の握り方もかなり力を入れています。
実際、棚が合っていない時のウキを観察すると、私が団子を2回投げる間、ボラ爺いのウキは海中に沈んだままでした。
割れない団子のまま、ウキが水面に少し顔を出して流れていきます。
この状態、団子が付いていない時のウキ先の出方と明らかに異なるので団子が割れていないのは間違いないです。
そして、小さなアタリが出ます。
普通、団子アタリは大きくウキが動くのですが、仕掛けについているオモリのおかげで小さなアタリになってしまっているんだと思います。
そのアタリを本アタリと思って、ビュン!
ほどなくしてボラが上がってきました。
ボラ爺いの謎が解けた瞬間です。
紀州釣りのやり方は色々あるので、それぞれの楽しみ方で釣りができればないいと思いますが、釣りのマナーは守って欲しいと思います。
- 他人の団子の投点に自分の団子を投げない。
- 隣の人の前を通り過ぎるようなウキの流し方をしない。
- 上2つのことをしないように釣り座の距離を十分にとる。
謎は解けたので、このままこの釣り座で釣りをする意味がなくなりました。
お昼から夕方にかけてチヌが姿を現すかも知れませんが、すぐ横でボラ祭りが始まると寄せたチヌも散ってしまう。
ボラ祭りを見ながらチヌボーズを食らうのは避けたいので、場所移動をすることにしました。
移動先で団子を投げ始めたのは13時頃だったと思います。
雨の影響でしょうか、濁りがかなり入っていました。
少し団子を投げただけで汗だくになるほどの気温。
餌は取られるが、釣れるのはフグばかり。
集中力が続かず、15時くらいに頭がクラクラしてきたので車で30分ほど休憩です。外気温は33度!
日が傾き始めると次第に気温は低くなり、静かだった風はキツイ向かい風に。
夕まづめを期待していましたが、環境が悪い。
釣れるのは相変わらずフグのみ。
向かい風に抵抗しながら団子を投げていると、波に揺れていた寝ウキがジワっと入りました。
チヌはチヌでも小チヌさま。
小さ〜い!
まとめ
2017年7月1日(小潮)
チヌ:小チヌ1匹
今年の淡路島の海水温は平年より低いみたいですね。厳しい釣果が続いております。
ストレスフルで、貧果な時は美味しいものを食べるのが一番!
最近のお気に入りは「うおたけ鮮魚店やけんど 海鮮どんや」の海鮮丼。
ここの海鮮丼はうまい!釣りのストレスは淡路島で解消して帰路につきました。
紀州釣り団子レシピ
- ヌカ:14カップ
- 砂:7カップ
- 細引きさなぎ:1袋
- チヌパワースペシャルMP:1/3袋
- 押麦:1袋
- アミエビ:2/3袋(適時追加)
- 海水:適量
このレシピだと程よい硬さの団子になるはずです。
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- Gクリ2L3L
- ボケ
ボケはことごとくフグの餌食に。でも最後に小チヌがボケを食ってくれたので持って行った甲斐がありました。
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紀州釣り仕掛け
- 竿:チヌ競技スペシャル III 0.6号-5.0
- リール:インパルト2500H−LBD
- ウキ:TD45、発泡寝ウキ
- 道糸:サスペンドタイプ2号
- ハリス:クレハ シーガー グランドマックスFX 1.2号
- 針:カットチヌ2号
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