今が旬!脂が乗ったブランド鰆(サワラ)ベスト4を紹介!

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はじめに

淡路島の生サワラ丼からサワラ好きになったのをきっかけに、

各地で取れるブランド鰆(サワラ)をまとめました。

サワラって「魚」偏に「春」と書くので、春の魚と思われがちですが、

実は、秋に一番脂が乗っておいしくなります。

特に晩秋のサワラはマグロのトロ並みに美味しいと言われているんですね。

サワラは、成長に従って呼び名が変わる出世魚で、小型魚をサゴシ、50センチ〜70センチほどをヤナギ、成魚をサワラと呼びます。

サワラは日本近海で獲れる魚で、資料によると瀬戸内や日本海側で多く水揚げされているようです。

引用:平成28(2016)年度サワラ瀬戸内海系群の資源評価

サワラの分布

引用:平成 28(2016)年度サワラ東シナ海系群の資源評価

サワラは身が傷みやすいことから、水揚げされる地元以外では、

西京漬けなどの加工品として食べられてきました。

そのサワラの水揚げランキングトップ3は、福井県、石川県、京都府となっています。

漁獲量では劣るものの、脂が乗って、美味しいブランド鰆(サワラ)のベスト4を紹介します。

ブランド鰆(サワラ)

淡路島の生サワラ丼/兵庫県

なんといっても、生サワラといえば淡路島

淡路島のサワラは、鳥飼漁港や都志港で多く水揚げさていて、

生サワラ丼は、淡路島の五色町漁協の漁師が刺身・タタキ・茶飯などの生で食べていたことから始まったそうです。

由良産サワラのタタキはふるさと納税の返礼品にもなっていますよ。

そして、私の大好きな生サワラ丼は2014年からブランド化されていて、2018年には加盟店が合計33店舗にもなっています。

なお、淡路島では、サワラの資源保護の観点から漁網の目合の統制や、船上での受精卵放流、

中間育成などを行って、資源の確保に取り組んでいます。

個人的には、淡路島への釣行帰りの夕食に美味しい生サワラ丼を食べて帰ってくるのが楽しみの一つです。

サワラが食べられる淡路島のオススメ店舗はこちら。

>>松葉寿司/兵庫県南あわじ市広田広田528-1

>>絶景レストラン うずの丘/兵庫県南あわじ市福良丙936-3

>>淡路ごちそう館 御食国/兵庫県洲本市塩屋1-1-8

関連記事

答志島(とうしじま)トロさわら/三重県

以前に、このブログ記事でいち早く取り上げた「答志島トロさわら」。

「答志島トロさわら」は、良い漁場である答志島近海で水揚げされるサワラを、

三重県鳥羽市の鳥羽磯部漁業組合が2018年シーズンからブランド化したものです。

詳細はこちら。

庄内おばこサワラ/山形県

海水温の上昇のなのか、10年ほど前から山形の庄内地域沿岸でも漁船の網にサワラが掛かるようになったそうです。

サワラの分布図で、山形のサワラは北の方に位置することになります。

庄内地域のサワラは脂の乗りも良くて、生で食べると美味しく、炙ると特に濃厚な旨みがあることから、

庄内おばこサワラブランド推進協議会がブランド化しています。

傷みが早いサワラを、船上で独自の「活いけ締じめ」や「神経抜き」を行うことで、

地元以外の東京などでも新鮮に食べられるように出荷しているそうです。

通常では2、3日しかもたない切り身が1週間近く鮮度を保てるようになっています。

ちなみに、「おばこ」とは、「若い年ごろの娘」をさす東北の方言です。

朝干(あさび)のさわら/岡山県

岡山県の方はサワラ好きなんです。

岡山県のサワラの漁獲量は32位ですが、消費量が全国1位

そんな岡山県のサワラは、朝干(あさび)のさわらが有名です。

朝干とは、夜明けごろに干潮を迎える時間帯のことで、この頃に獲れたサワラを短時間で食卓に届けられるのが、「朝干のさわら」。

朝干のさわらが食べらられる岡山のお店はこちら。

>>海鮮酒処 美魚味/岡山県岡山市北区中央町1-2

>>昭和23年創業。岡山市の創作日本料理店 西川荘/岡山県岡山市北区田町2-13-27 

まとめ

ここに紹介した以外にも、大阪の魚庭(なにわ)のサワラ、鳥取のサワラ、石川県のサワラ、京都の京鰆なんかも有名です。

いやー、サワラってほんと美味しいので、全国のサワラ食べ比べってのをしてみたいもんです。

各地で旬になるサワラが食べごろですよ!

>>由良産サワラのタタキ

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