はじめに
コロナショックで世界的な動揺が生じていますね。
マスクの品薄は続いていて、トイレットペーパーや日用品の買い占めは海外でも起きているようです。
投資家にとっても日々の株価の下落や、為替の変動が気になるところです。
【速報】
NYダウは急落して取引が始まり、下げ幅は1800ドルを超えた(ニューヨーク時事) https://t.co/PZVtYgzOBL— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) March 9, 2020
耳慣れなサーキットブレーカーというのもニュースになっていました。
頻発されることはないと思いますが、勉強のために覚えておくのも良さそうです。
Level 1 → 9:30~15:25の間にS&P 500が前日終値より7%下落したら15分間取引を停止する。
Level 2 →9:30~15:25の間にS&P 500が前日終値より13%下落したら15分間取引を停止する。
Level 3 →時間帯に関係なくS&P 500が前日終値より20%下落したらその日は取引を停止する。#サーキットブレーカー— kinami@米国株投資 (@0shisan) March 9, 2020
こんな時こそ冷静になって現状を把握することが大切です。
暴落の時こそ投資の目的はなんだったのかを振り返る必要があります。
私の投資の目的は、釣りざんまいな日々を実現するため。
目的を達成するためには、コロナショックも乗り越えていかねばなりません。
冷静になって現状を把握して、未来へ向かって前向きに取り組みむために求められるのは、広い視野、楽観主義、そして好奇心です。
広い視野
私の資産はインデックス投資がメインになっていますが、最近はFXの自動売買も投資の柱になりつつあります。
右肩上がりを想定しているインデックス投資をコツコツ続けながら、FXでも日々の実利を取っていくというのは悪くないやり方だと今回の暴落で実感しています。
インデックス投資は資本主義経済の拡大再生産の仕組みを利用した資産形成です。
一方で、今回のように暴落で積み立てて来た資産が大きく下がってしまうことはよくあることです。
ちなみに、先週末時点でメインで使っている証券会社の残高推移は約3割の急落です。
私のインデックス投資のメイン口座の推移。
コロナショックで約3割下落。
インデックスはバーゲンセールの開始。
半分になっても手じまいすることはないです。 pic.twitter.com/SnTniZTAJZ
— アールグレイ@子育て真っ最中の紀州釣り師 (@earl_grey_y) March 15, 2020
一方で、株価はどこまで下がるのか?という心配をよそにトラリピの運用では1週間で過去最高の9万円の利益を出すことができました!
1週間のトラリピ運用報告です。
確定利益:91,768円
期間:2020年3月9日〜3日13日経過日数:288日
累積利益:364,970円
評価損益:▲967,812円
総合損益:▲602,842円円高がどこまで進むんだろう?と思う一方で、確定利益がバンバン出てたので、面白い1週間でした。https://t.co/z08LsNjHFF
— アールグレイ@子育て真っ最中の紀州釣り師 (@earl_grey_y) March 14, 2020
トラリピは為替の変動(上下)があるほど利益を出しやすいので、今回のような大きなショックがある時は利益がバンバン出てしまうんですね。
インデックス投資家として、暴落による損失は気にする必要がないと理性ではわかっていても、含み損に対する不安な気持ちは大なり小なりあるんじゃないでしょうか。
含み損が大きければ大きいほど回復も長引くということも経験的に知っていますからね。
そこで短期的な利益が日々出ていれば、その不安な気持ちは少しは和らぐと思います。
実際、トラリピの確定利益が出ることでインデックス銘柄の下落は気にすることなく冷静に受け止められています。
インデックス投資をメインにしながらも、もう少し視野を広げて、投資手法をトラリピのような別の手法に分散するということが暴落時の冷静さを保つために有効だと実感しました。
ただ、トラリピはFXなので為替の変動が大きいと、想定以上の含み損を抱えてしまうので、ロスカットには要注意です。
楽観主義
インデックス投資家としては、株価が暴落しても悲観にならずに、いずれは景気は回復して、株価も戻ってくると見ていて、いずれは暴落前の株価を超えていくと楽観しています。
下のグラフは最近のバンガードさんの記事の中で「世界的な強気相場によるリターンは弱気相場の損失を補って余りある」ことを示しているグラフです。
引用元:バンガード「終わりのない弱気相場はない」
弱気相場と強気相場が交互にやって来ていることがわかります。
今は強気相場が終わり、弱気相場に入っていく入り口の可能性が高いです。
未来の相場はわかりませんが、過去の経験からわかることは弱気相場も終わりがあるということです。
資産の市場価値が20%以上下落すれば、誰でも自信が揺らぐものです。しかし、衝動的に損失を避けたり、利益を得ようとポートフォリオを入れ替えたりすることは、長期的な運用実績を低下させる可能性があります。市場が不確実な局面でも、運用方針を見失わないことが大切です。https://t.co/oErvvMHOMV
— バンガード・インベストメンツ・ジャパン (@vanguardjapan) March 10, 2020
今回の暴落で資本主義経済の仕組みが壊れたわけではなですし、各国の政府はコロナウイルスの封じ込めに全力を投じていて、頭の良い人たちが真剣に取り組んでいる真っ最中です。
リーマンショック、東日本大震災を超えて生活は続いていて、新しい技術は日々研究されています。
新型コロナウイルス に効く薬もそんなに遠くない将来に開発されるはずです。
そうなれば、不安が抑えられる日がきっと来ます。
とすると、暴落は投資家にとってバーゲンセールという見方ができます。
日々の投資スタイルを変えることなく、楽観的に未来を信じてコツコツ投資を続けることが賢明だと考えることができます。
追記
ワクチン開発も進んでいますね。
まだPIですが始まりましたね。
新型コロナウイルスワクチンの世界初のヒト臨床試験がスタート #SmartNews https://t.co/RAAVOAPnmT
— アールグレイ@子育て真っ最中の紀州釣り師 (@earl_grey_y) March 17, 2020
好奇心
暴落してる時に投資家としてどのように振舞うべきか?
私はインデックス投資をコツコツ続けることに変わりありませんし、トラリピ運用は少しずつ拡大してく予定です。
一方、最近はマスコミのニュース取り上げられなくなっていますが、仮想通貨についても暴落しています。
そんな中でも私はビットコインの追加投資を続けています。
もう忘れられてないか?
ビットコインの存在。
こちらは滝になってます。
少額ながら今月分の積み立てを実施しました。
購入量:0.008BTC pic.twitter.com/3PZeT9BY0o
— アールグレイ@子育て真っ最中の紀州釣り師 (@earl_grey_y) March 12, 2020
弱気相場の入り口だでは想定以上に大きく落ち込む銘柄があります。
仮想通貨以外だと、原油も需要が落ちることが予想される一方で増産されることが決まったりして、原油価格が下落しています。
実際に買うかどうかは別として、短期的には買いと判断しています。
原油⬇️一時30ドル「パニック相場に」🚨私見も🤔
OPECプラスの交渉決裂
サウジアラビアがロシアへの対抗として増産計画を発表⇒原油がパニック的な売り
①欧米コロナ感染拡大
②原油価格の下落⇒株や為替も急落
原油価格の下落⚠️
2015年チャイナ・ショック後の
オイルマネーの売りに繋がる恐れも pic.twitter.com/0MOf9m3sVg— にこそく (@nicosokufx) March 8, 2020
弱気相場から強気相場に転じた時、何に投資しておくのが一番良いかを今から予想することはできません。
わからないことを前提に、好奇心を持って他の投資先や投資手法にもアンテナを張っておきたいと思います。
まとめ
暴落の時こそ、投資の目的はなんだったのかを振り返る必要があります。
私の投資の目的は、釣りざんまいな日々を実現するため。
目的を達成するためには、コロナショックも乗り越えていかねばなりません。
広い視野で、楽観的に、好奇心を持って立ち向かっていきます。
さて、週明けの相場はどうなりますか。
資産を市場に乗せている当事者として冷静に注目していきたいと思います。
最後に、春を前にして、釣り人としての好奇心もフツフツと湧いて来ています。
紀州釣りを長年やってると同じ場所、同じ釣り方、使い慣れたエサになりがちですが、何か変化が欲しいと思っていたところ、先日のテレビ番組「The Fishing」で「リアルオキアミ」なるものが紹介されていたので、さっそくポチりました。
これ、Daiwaが発売したオキアミ型のワーム。
このワームが紀州釣りで通用するのか?という好奇心がフツフツと湧いて来ました。
紀州釣りでワームを使ってチヌが釣れたら面白くないですか?
エサ釣りにワームを使うなんて邪道と思います?
私は紀州釣りの世界が広がると考えています。
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