この記事では、イーサリアムで作成したマルチシグウォレットSafe Walletに同じアドレスでBaseチェーンを追加する流れを紹介します。
マルチシグウォレットを簡単に説明すると、複数のアドレスの承認を必要とするウォレットになります。
マルチシグウォレットの作成はこちらの記事で紹介しています。
やり方はまず、画面右上の部分をクリックします。
「SHOW ALL NETWORKS」をクリック。
表示されるチェーンから追加したいチェーンを選択します。
「Add network」をクリック。
チェーンが切り替わって。「Home」でアクティブ化のボタンが表示されます。
アセットを追加するには「Add funds」をクリック(この操作は後でもOK)。
同じチェーンの別のアドレスからアセットを送信しますればOK。
次に実際にアドレスをアクティブ化するために「Active now」をクリック。
Execution methodの「Sponsored by Safe」を選択して、「Activate」をクリック。
「Connect wallet」を選択すると、アクティベートのトランザクションを通すためにガス代(0.00001ETH)が必要になるので、「Sponsored by Safe」で良いと思います。
これでアドレスのアクティブ化が完了です。
なお、マルチシグにチェーンを追加する際に注意点があります。
それは、追加したチェーンのウォレットのSignerは、元のマルチシグウォレット(ここではイーサリアム)を初期に作成したアドレスのみになることです。
したっがて、イーサリアムのSingerの条件が引き継がれないので、マルチシグウォレットとして活用するためにSingerの追加と必要な承認数の設定を行う必要があります。
ちなみに、元のマルチシグウォレット(ここではイーサリアム)のSignerに登録されているアドレスであれば、どのアドレスからでもチェーンを追加することは可能です。
ただし、上記でも書いたように追加したチェーンの当初のSignerは元のマルチシグウォレット(ここではイーサリアム)を初期に作成したアドレスのみになります。
この記事では、以前にイーサリアムで作成したマルチシグウォレットSafe WalletにBaseチェーンを追加する流れを紹介しました。
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