はじめに
xPollinateでBSCからPolygonへUSDCを送金できたので、その方法を紹介します。
操作は簡単で、送金速度も速いのでオススメです。
難点としては、まだ流動性が乏しく、資金が枯渇していると送金自体ができないことですね。
xPollinateはステーブルコインのクロスチェーンブリッジに対応しています。
<xPollinateで対応しているネットワーク>
- xDai Chain
- Matic Mainnet(Polygon)
- Fantom Mainnet
- Binance Smart Chatin Mainnet(BSC)
<xPollinateで対応している通貨>
- DAI
- USDC
- USDT
これまでBSCで投資していて、最近盛り上がってきているPolygonでも投資を始めたい人や、ネットワーク間でステーブルコインを送金したい人の参考になればと思います。
なお、BUSDの送金はSupraが対応していますので、こちらの記事を参考にしてください。
xPollinateでBSCからPolygonへUSDCを送金する方法
まずxPollinateのサイトで「Connect」をクリックしてウォレットを接続します。
MetaMaskが確認を求めてくるので「次へ」をクリック。
続いて「接続」をクリック。
ここから送金の設定です。
今回はBSCからMaticに送金するので、まずMetaMaskのネットワークをBSCにしておきます。
xPollinateが自動的にBSC画面になります。
①に送金元の「Binance Smart Chain Maine」、
②に送金先の「Matic Mainnet」を選択し、
③で送金する「USDC」を選択します。
④は送金先のアドレスを入力します(MetaMaskからコピペ)。
ちなみに選択できるネットワークはこのように現時点で4つ表示されます。
対応している通貨はDAI、USDC、USDTです。
設定が終わったら、「SWAP」をクリックすると、以下のポップアップが表示されるので、「You send」に送金するUSDCの数量を入れて、「Swap」をクリックします。
MetaMaskが確認を求めてくるので、「確認」をクリック。
送金が始まると以下のような画面がしばらく表示されます。
送金が成功すると以下のように表示されて送金された金額が表示されます。
この時は30USDCを入力して、29.985USDの送金となりました。
手数料0.0150USDC(0.05%)がかかりました。
送金が完了するまで1分もかかっていないと思います。
Polygonのトランザクションでもちゃんと確認できましたよ。
ちなみに、PolygonのUSDCのアドレスは以下です。
MetaMaskには手動で登録が必要なので以下参考にしてください。
0x2791Bca1f2de4661ED88A30C99A7a9449Aa84174
MetaMaskの「トークンを追加」で「トークンコントラクトのアドレス」にUSDCのアドレスをコピペして「次へ」をクリックします。
続いて「トークンの追加」をクリックするとウォレットに表示されます。
xPollinateでからPolygonからBSCへUSDCを送金する方法
今度は送金したUSDCをPolygonからBSCへ送金する方法です。
MetaMaskのネットワークを「Matic Network」にすると自動的にxPollinateもMaticの画面になります。
①に送金元の「Matic Mainnet、
②に送金先の「Binance Smart Chain Maine」を選択し、
③で送金する「USDC」を選択します。
④は送金先のアドレスを入力します(MetaMaskからコピペ)。
設定が終わったら、「SWAP」をクリックすると、MetaMaskから確認を求められるので「署名」をクリック。
以下のポップアップが表示されるので、「You send」に送金するUSDCの数量を入れて、「Swap」をクリックします。
MetaMaskから確認を求められるので「確認」をクリック。
送金が始まると以下のような画面がしばらく表示されます。
送金が成功するとこのように表示されて送金された金額が表示されます。
この時は29.985USDCの入力で29.970008USDの送金となり、BSCからMatic同様に手数料0.05%がかかりました。
BSCのトランザクションでも入金が確認できました。
xPollinateでTransfer Errorが出たときの対処方法
送金はうまくいけばすぐに着金するんですが、実は1度エラーが出て送金できない事態になりました。
この場合は、送金しようとしたトークンを取り戻す操作を行ったので、簡単に紹介しておきますね。
送金エラーになったら、xPollinateの初期画面で送金するときと同じネットワークを設定して「SWAP」をクリックすると以下の画面が出てくるので、「Recover Funds」をクリック。
次の画面で「Recover」をクリック。
しばらくすると送金エラーとなったトークンが元の金額のまま戻って来ました。
最後に
BSCからPolygonへの経路は以前の記事で紹介したSUPRAでBUSDを送金する方法があります。
xPollinateはDAI、USDC、USDTといったSUPRAとは異なるステーブルコインを送金できるのが特徴ですね。
xPollinateはまだ流動性が乏しい時がありますが、少額の送金であれば問題なく完了しましたので、ネットワーク間の資金の移動に使ってみてくださいね。
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