はじめに
DFinanceのテストネットでファーミングまでの手順を練習したので、その操作方法をまとめました。
DFinanceはDFINITYのICP(インターネットプロトコール)のDeFiハブになることを目指しているプラットフォーム。
ICPで独自のトークンを発行するためのトークン発行もサポートするみたいですね。

この記事を書いている2021年9月はテストネットが立ち上がったタイミイングです。
2021年12月からMainnetが立ち上がって、ファーミングができるようになるみたいですね。
DFinanceのロードマップはこんな感じです。

正式には始まっていないですがテストネットで一連の操作の確認が可能です。
8月にはtestnetを使うことでエアドロップもあったみたいですね。
今回の記事は、このテストネットでファーミングを開始するまでの一連の方法をまとめました。
Mainnet開始まではもう少しかかりますが、Dfinityでファーミングを考えている人の参考になればと思います。
DFinance testnetの利用方法
DFinanceのメインページからテストネットに接続することができます。

DFinanceのテストネットでウォレットを作成する
次に「Create Wallet」でウォレットアドレスを作成します。

はじめにパスワードを設定して「Next Step」をクリック。

次にMneonicが表示されるので紙などに記録します。
記録した紙はぜったに無くさないように。
万が一の時にこのウォレットアドレスにアクセスできなくなってしまいます。
また、他人に渡すと勝手にアクセスされて将来資金を抜かれる可能性があるのでご注意を。
確認できたら、「Next Step」をクリック。

先ほどメモしたMnemonicの確認を求められるので、下に表示されている単語を順番に選んでいきます。

ウォレットアドレスが作成できるとDfinanceにアクセスした状態でこのようなメイン画面が表示されます。

DFinanceでテスト用トークンをClaimする
次にテストネットで使用するトークンを入手するために、メイン画面左側のメニューから「Wallet」を選択します。

テスト用のトークンはDFCTとWCPTが用意されています。
DFCTはDfinanceのガバナンストークンでしょうか。
WICPTはICPのラップドトークンみたいです。
それぞれのトークンの右にある「Claim」をクリックしてトランザクションが完了するとウォレットにDFCTとWICPTが付与されます。
DFCTとWICPTが99.9999ずつ付与されました。

DFinanceで資産をSWalletに預ける
次に、DFinanceでスワップや流動性を提供する際、資産を自分のウォレットからSWallet(Swap Wallet)に預けるという一手間が必要です。
資産の移動はメニューの「Swap」の「Swallet」で行います。

テスト用に受け取ったDFCTを自分のウォレットからSwap Walletにデポジットしてみました。

やり方はまず、Swap WalletのDFCTをクリック。

表示されるこの画面で「Deposit」をクリック。

Depositする数量を入力して、「Approve」をクリック(初めて利用する場合のみ)。

続いて「Deposit」をクリックう。

トランザクションが完了するとSwap WalletのDFCTにDepositしたDFCTが表示されます。

DFinanceでスワップする
次にSwap Walletに入れたDFCTをWICPTにスワップしてみました。
操作はまず、「Swap」の「Exchange」を選択から始めます。

「Swap」のFromに「DFCT」と数量を入力し、Toに「WICPT」を選択して「Swap」をクリック。

トランザクションが完了するとWICPTがSwap Walletに表示されます。
DFinanceで流動性を提供する
次に、DFCTとWICPTのペアで流動性を提供する方法です。
操作は「Swap」の「Exchange」から始めます。

「Liquidity」を選択して、Inputに「DFTC」と「WICPT」を選択して、数量を入力します。
数量は価値が1:1になるように自動で調整されます。
最後に「Add Liquuidity」をクリックして、トランザクションが完了するとLPトークンが付与されます。

DFinanceでファーミングする
最後にLPトークンをStakeしてファーミングを始める方法です。
左のメニューから「Farm」を選択します。

FarmのDFCT/WICPTの「Stake」をクリック。

MaxをクリックしいてStakeするLPトークンを入力し、「Approve」をクリック。

続いて「Stake」をクリック。

トランザクションが完了するとファーミングが開始されて、報酬としてDFCTがたまっていきます。

最後に
Dfinanceのテストネットででファーミングする方法を紹介しました。
メインネットが始まってもおそらく同じような操作になるはずなので、開始するまでに一度使用していると練習になりますね。
他のDeFiプラットフォームとやり方はほとんど同じなので経験ある人は簡単だと思います。
異なる点といえば、Dfinanceで取引する際に自分のウォレットアドレスからSwap Walletにいったん資産を入れてから操作するとことですね。
これからICPを触りたい人の参考になればと思います。
なお、Dfinityのガバナンストークン$ICPはBINANCEで購入することができます。
ICPが本格的に始まると価値も上がるかもです。
投資は自己責任で。
NFA
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