はじめに
Tポイントで投資ができる証券会社が出てきたので、
さっそく口座を開設すべく情報収集しました。
口座を開設したのは、「SBIネオモバイル証券」です。
この「SBIネオモバイル証券」は、ネット証券大手のSBI証券と、
Tポイントの運営会社であるCCCマーケティングの合弁会社として設立された証券会社です。
買い物などで貯めたポイントで投資できる“ポイント投資”の仕組みは、
これまで楽天ポイントが唯一でした。
楽天ポイントのポイント投資の仕組みは、
買い物などで貯めた楽天ポイントを、
楽天証券での投資信託の購入資金に使用できるというサービスです。
ポイントを直接投資に使える画期的なサービスで、
開始された時は興奮したのを覚えています。
私も楽天証券で毎月、このポイント投資をコツコツ行なっています。
現金を使うことなく、貯めたポイントで資産運用ができるのがメリットですね。
今回、このポイント投資がTポイントでも行えるようになったんです!
Tポイントは、TSUTAYA、ファミリーマート、Yahoo! ショップなどで
貯めたり使ったりできる超有名なポイント。
ポイントの利用量ではTポイントが1位となっています(2017年)。
広く浸透しているTポイントで投資ができるということは、
これから多くの人がTポイントで投資を始めて行くことになりますね。
現在、SBIネオモバイル証券で口座を開設手続きを進めていて、
口座開設や投資をするにあたり、注意点も含めて説明します。
投資できる銘柄は国内株式(ETF含む)
まず、SBIネオモバイル証券で投資できるきるのは
今の所、指定された国内株式のみなんです。
特徴としては、1株単位(S株(単元未満株))で株が購入できるので、
少ない投資金額から始められるのが嬉しいです。
なお、インデックス投資に有用なETFも対象で、
日経平均やTOPIXなどの連動型があります。
私が保有しているTOPIX連動型上場投資信託(1306)も取り扱っていて、
インデックス投資家としても検討すべきサービスになっています。
また、全自動投資運用サービス「ウェルスナビ(WealthNavi)」とも連動していて、
個別銘柄を選択せずにお任せで分散運用できる点は
投資初心者には嬉しいサービスです。
ただ、長期投資家としては、
より運用コストの安い投資信託が購入できないの点で
魅力が削がれているのが残念なところ。
今後のサービス向上に期待です。
取引手数料が月々決まっている
証券会社では珍しく、取引手数料が月額負担となっています。
具体的には、1ヶ月の約定金額が50万円までは216円(税込)。
それ以上は約定金額によって手数料が段階的に上がっていきます。
流行りのサブスクリプションを投資の世界に取り入れた感じですね。
一方で、ポイントプログラム(常設企画)が設定されていて、
期間固定Tポイントとして200円分のTポイントが毎月付与されます。
なので、1カ月の売買金額が50万円以下のときは実質16円の負担になります。
負担が発生するのは、支払いのためのクレジットカードを登録してからで、
解除の手続きをすれば月額の支払いは停止します。
ログイン後の「サービス利用状況」画面より一時停止手続きを行われた場合、手続きを行われた月の翌月(月内最終 営業日 15:00~月内最終日の場合は翌々月)より一時停止となります。
一時停止後、解除されるまでの間、サービス利用料の請求は行いません。
一時停止中もお取引には制限はありませんが、お取引が約定した場合、当該約定日の属する月より一時停止を解除し、 サービス利用料の請求を再開します。
一時停止中はサービス利用料の請求を行わないため、サービス利用料のお支払に伴うポイントの付与は行いません。
コストを重要視しているインデックス投資家にとって、
毎月の手数料が16円の負担でも気になるところですが、
それでも、Tポイントで投資ができるのは魅力がありますね。
まとめ
私の口座開設状況は、こんな感じ。
もう少しでTポイントの投資環境が整います。
SBIネオモバイル証券でのサービスは始まったばかりなので、
今後のサービス拡大にも期待ですね。
なお、Tポイントで投資信託を購入するならSBI証券です。
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投資する紀州釣り師です。
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