はじめに
自分年金作っていますか?
私はトラリピとインデックス投資で自分年金をコツコツ作っています。
特にトラリピはリタイアしてからの釣行費用を確保するための運用目指していて、インデックス投資はリタイア後の生活のベースになる資産作りといったイメージです。
釣行費用を確保するために行なっているトラリピはFXを自動売買で行う投資手法です。
トラリピ?FX?自動売買?
投資経験がないと怪しい投資?って感じてしまいますよね。
説明しますね。
FX(外国為替証拠金取引)は簡単に言うと通貨の売買を行なって利益を狙う投資の一つです。
また、自動売買はあらかじめ決めておいた設定で買いと売りを連続して行う方法。
FXを自動で売買するトラリピは自分年金作りに向いているので、私のようにリタイア後も釣りを続けたい人にオススメな資産運用方です。
トラリピとは
トラリピについてもう少し詳しく解説しますね。
私の主な投資先はインデックス投信なので、トラリピに出会うまでは FXにはほとんど手を出していませんでした。
というのもFXは短期売買と言うイメージなので、長期投資家の私には向いていないんじゃないかと思っていたんです。
株価に投資するインデックス投資は、株価の持続的な値上がりに投資するので、長期的には利益を得ることができるイメージはしやすいです。
インデックス投資による長期運用は一般に年利5〜7%と言われています。
一方、FXは為替の動きで決まるので、株価のような持続的な値上がりは考えにくく、相場を予想して投資することになります。
相場を予想する投資は個人投資家にとってハードルが高くなります。
トラリピのいいところは、相場を判断して売買するFXでも、一度運用を開始すれば相場を予想する必要がないところです。
トラリピは以下の2つの機能で相場を予想することなく運用できることになります。
- 買いと売り注文を機械的に繰り返す
- 同じ利益幅で注文を確定する
トラリピは以下のように相場があるレンジ幅を行ったり来たりしていることを想定して、あらかじめ設定した買いと売りを機械的に繰り返す取り引きを行います。
1回の売買の利益は大きくないですが、あらかじめ設定した条件で繰り返し同じ利益を確定していく投資手法です。
引用元:マネースクエア
ここで「あらかじめ」というのがキーワードです。
あらかじめ設定した売買を機械的に行うことでリスクをコントールしています。
また、トラリピは通貨ペアがある一定のレンジ幅で上下を繰り返していることを前提にするので、運用を始めれば基本的に相場を予想することが必要なくなります。
自動売買は真似しやすい
トラリピの自動売買って難しく聞こえると思いますが大丈夫。
他の人の設定を真似すればOKです。
自動売買の設定を上級者と同じ設定にすればいいんです。
トラリピ上級者で有名な鈴さん(@semiritaia_suzu)、あっきんさん(@_akkin_nara )、イモラさん(@imoimoimora)はブログでトラリピの設定を公開してくれていて、運用報告も毎週されています。
設定を真似するだけで上級者と同じ条件で運用できてしまうので、同じような収益が期待できます。
はじめは真似をして開始すれば、投資経験を得ながら運用のコツがわかってきます。
ちなみに私も鈴さんとあっきんさんの設定を自分の投資金額に合わせて真似しています。
次にトラリピの運用で実際に得ている利益を紹介しますね。
私のトラリピ運用実績
トラリピを1年以上運用して、今では毎週コツコツ利益を確定してくれる優れた相棒になっています。
運用開始からこれまでに得た利益(10月9日現在)は、約80万円で、毎週の利益は数千円〜数万円です。
コロナショックで相場が大きく動いたので、年利換算すると約15%と好成績を出してくれています。
週ごとの利益をグラフにしたのがこちら。
相場が荒れたコロナショックの時には1週間で約9万円も稼ぎ出してくれました。
週ごとの利益にバラツキはありますが、もしこれが定年後も続いているとしたら、週1回の釣行費用は十分賄える金額です。
これからもトラリピの運用資金を少しずつ増やして、得られた利益は再投資をしていく予定です。
そしてリタイア後にはきっと釣りを楽しむための費用はこのトラリピから生み出されているはずです。
投資が人生を豊かにしてくれる
釣りは私の人生を豊かにしてくれているので、ずっと釣りができる環境づくりを目指しています。
一方で好きな釣りを続けることが難しいことも事実です。
釣りが続けられない理由はいろいろありますが、人生のなかでは大きく2つだと考えています。
- 子育てによる自由時間の減少
- 釣行のための費用が捻出できなくなること
子育てによる自由時間の減少はまさに今の私が直面している課題です。
幸いにお嫁さんが私の釣り好きを理解してくれているので月1回の釣行は確保している状況です。
子育て中でも家族のことを思いやりながら、家族の理解を得て釣りを継続することは可能だと思います。
一方、定年後は自由な時間を持てますが、働くことによる収入がなくなり、釣行費用はもとより生活費を年金に頼ることになります。
生活費は年金でなんとかなったとしても釣りに使えるお金はどうでしょうか?
娯楽とされる釣りに余裕を持ってお金を出すことはかなり難しいと想定されます。
そもそも今の現役世代の年金はかなり少なくなっているので、生活だけで精一杯になって、釣りどころではなくなる可能性が非常に高いです。
でも、釣りの費用を継続的に生み出してくれる仕組みがあれば定年後も釣りを楽しむことができますね。
できるだけ早く投資によって自分年金を作れば、リタイア後も釣りを楽しむことができる豊かな生活が可能だと考えます。
トラリピは一度運用を開始すれば相場を予想して売買する必要がないので、子育てや仕事で忙しい現役世代が自分年金を作るのに向いた投資方法です。
まとめ
最後に、トラリピは上級者の設定を真似することですぐに始められますが、実は投資初心者はやるべきではない投資方法です。
なぜかというと、投資初心者は含み損に耐えれずに途中でやめてしまうからです。
投資に含み損はつきもので、特にトラリピは含み損が発生することが前提の投資手法です。
なので含み損が膨らんだ時に驚いて途中で売ってしまうと、得られるはずの利益をつかめない事態になってしまいます。
投資は理論的に考えて行うものですが、感情のコントロールができるかどうかが成績に大きく影響します。
感情をコントロールするには経験しかありません。
投資における感情をコントロールしたことない投資初心者は大きな含み損に耐えられないと思います。
なので、投資未経験ならまずは少額からはじめて、市場の上げ下げを自分の投資資金で感じることが大事。
トラリピは中級者以上に向いてる投資法です。
もしまだ投資を一切やったことがないなら、オススメはインデックス投資になります。
インデックス投資については別の記事にまとめていますので参考になればと思います。
市場が荒れた時に感情のコントロールができる経験を持っている人にとって、トラリピは自分年金作りに非常に有効な投資手法になります。
この記事を読んで定年後も釣りを楽しむ人生をつかむために、自分年金を作ってみようと感じたらトラリピを運用しているマネースクエアのページをのぞいてみてくださいね。
もっとトラリピについて詳しく勉強してみたいと思ったら、トラリピの仕組みを解説している書籍が役に立ちます。
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