【注意】ビットコインの自動積立サービスをオススメしない理由は手数料がバカ高いこと

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はじめに

ビットフライヤーが暗号資産の自動積立(定額積立)を始めましたね。

でも、この自動積立サービスはやらないほうがいいです。

その理由は、手数料がバカ高いから。

同じ暗号資産を購入するなら、取引所で手動購入した方が手数料をほとんどかけずに購入できます。

なので、積立のメリットを活かすなら、取引所で定額になるように暗号資産を手動で購入することが現時点でのベターな方法です。

<暗号資産取引の基礎知識>

取引所:暗号資産を持っている他のユーザーとの取引をするところ。

販売所:業者が直接ユーザーに暗号資産を販売するところ。

一般に販売所は業者の手数料が上乗せした価格で販売されるので、実質的な手数料が取引所に比べて高い。

自動積立のメリットはドルコスト法

自動積立(定額積立)は、定期的に同じ金額を投資していく手法で、長期投資ではドルコスト法として有名な投資手法です。

ドルコスト法とは、値上がりが期待できる銘柄を定期的に定額で購入することで、結果的に割安で購入できるといった長期投資では超有名な手法です。

ビットコインをはじめとする暗号資産も長期的には価格は上昇するはずなので、私もドルコスト法を意識して毎月ほぼ定額で購入を続けています。

これを自動で取引所がやってくれるのが自動積立サービスです。

ビットフライヤーの他にコインチェックでもやってますね。

でも、この自動積立サービスはやらないほうがいいです。

なぜなら、手数料が高いんです。

自動積立の手数料はバカ高い

ビットフライヤーの自動積立の宣伝の注釈をよく見ると以下のように書かれています。

「かんたん積立」は販売所同様、実質的に 0.1% ~ 6.0% の手数料を含んだ購入・売却価格をお客様に提 示しております。

販売価格に最大6%の手数料を含んだ価格が加算されているんです。

一方、同じビットフライヤーの取引所での購入手数料は0.01 ~ 0.15%なので、自動積立するだけで10倍以上のコストがかかってしまいます。

自動積立やるだけで割高な価格で購入させられて損してしまう状況です。

暗号資産のドルコスト法は手動積立

では、コストを抑えて積立をするにはどうすれば良いかというと、取引所で定額になるように暗号資産を手動で購入することです。

取引所の手数料は販売所に比べて格段に安いので、定額の積立をするなら取引所で手動で実施するのがベターな状況です。

私の場合は、GMOコインの取引所を使って手動でビットコインを毎月定額購入しています。

ただ、購入の際に定額になるように、暗号資産の購入数を計算する必要が出てくるので、これを面倒と思うなら割高な価格で積立するのもありです。

その場合は、ドルコスト法の恩恵をフルで受けられないことを理解した上で申し込んでくださいね。

最後に

暗号資産の自動積立のコストが高いのは現物投資だから仕方ない面もありますね。

この点、証券会社で購入するインデックス投資信託は手数料も積立費用もかからないのでよい環境になっているなぁと改めて感じます。

暗号資産のインデックス投資信託が出てくると、ドルコスト法を活かせる定額積立もやりやすくなるのかもしれませんね。

早く暗号資産の投資環境も整備が進むことを希望します。

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