早期リタイアをテーマにした良書「FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」

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育児の隙間時間で「FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」(クリスティー・シェン/ブライス・リャン)を読み終えたのでブログで紹介しますね。

これ、インデックス投資で早期リタイアを実現するまでの経験をまとめた数少ない良書です。

具体的なリタイアまでの資産運用やリタイアするための理論がデータや著者自身の実例を元に書かれています。

本の前半では、裕福ではなかった著者がどのような生活をしていたかについて書かれており、社会の底辺1%から経済的自由を手に入れた上位1%に上りつめた経緯が描かれています。

興味深いのは、低所得層、中産階級、リタイア層という経歴を持つ著者の考え方がステージによって変わっていくことを紹介しているところ。

自分は今どのステージなのか意識すると次のステージに行くための考え方がわかります。

  • 低所得層の「欠乏マインド」からお金は尊いものであること教わる。
  • 中産階級の「ためこみマインド」がリタイアを先延ばしにしている。
  • リタイア層が持つ「フリーダムマインド」とは、お金ではなく、自由こそがもっとも重要。

自分に当てはめると「ためこみマインド」を捨て、「フリーダムマインド」に切り替えることで早期リタイアへの距離が短くなるんだと気付かされます。

本の後半はリタイアするためにどのくらいの資産が必要か、リタイア後の資産運用について書かれています。

海外の事例なので日本にそのまま当てはまるわけではないですが、具体例をもって説明してくれているのは非常に興味深いです。

その中でもリタイアするために知っておくべき重要なことは、ポートフォリオの4パーセントの資金で1年間の生活費を賄えば、貯蓄が30年以上持続する可能性が95%ということ。

言い換えれば年間費用の25倍の資産があればリタイアできる。

著者は95%の確率も不安と思い、さらなる安全策を本書の中で紹介しています。

早期リタイアを安全に実現するために金融リテラシーを向上させたことがわかります。

金融リテラシーがなければ、早期リタイアは不可能だし、リタイアしてからの生活もできない。

逆に金融リテラシーがあれば、嫌な仕事とおさらばして早期リタイアが可能です。

平々凡々とサラーをあてにして、退職後に政府からもらう年金に頼ろうとしている人からしたら「?」がたくさん飛ぶんだろうなぁ。

早期リタイアを本気で考えている人にとっては、目からウロコが確実の良書ですよ。

釣りざんまいの生活には金融リテラシーが欠かせないと改めて感じました。

 

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