はじめに
360度カメラTHETA Vを購入して、
実際に色々と使ってみると
その楽しさにどっぷりはまってしまいました。
そして、これは釣り人が持っていると
非常に便利だ!と感じたので、
THETA Vを詳しく紹介したいと思います。
そもそも360度カメラって何?
高くて宝の持ち腐れになるんじゃない?
こんな疑問を持っている方がほとんどだと思います。
私もこのような疑問を持っていましたが、
いざ使ってみると、使い道が色々あって、
今では常に持ち歩いて、気になった場所で撮影をしています。
そんな中でも釣り人として何が一番便利かというと、
お一人様の釣行記録を撮るのに非常に役立つんです!
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スペック
まず、360度カメラというのは、
1回のシャッターで取り囲む360°全てを撮影できるカメラのこと。
THETA Vは静止画と動画両方を撮影できます。
そのスペックを下の表にまとめました。
- 解像度(動画/静止画):動画:3840×1920 / 1920×960、静止画:5376×2688
- 外形・寸法:45.2mm(W)×130.6mm(H)×22.9mm(17.9mm)(D)
- 質量:約121g
- シャッタースピード:1/25000秒~60秒
- ISO感度:静止画:ISO64~3200動画:ISO64~6400
- 動画_1回の記録時間(最大):25分
- 音声形式:AAC-LC(モノラル) + Linear PCM(4ch空間音声)
- ライブストリーミング:3840×1920 / 1920×960
- 動画手ぶれ補正:高精度ジャイロセンサーによる本体内補正
- 無線LAN方式:2.4GHz / 5GHz
- USBメモリー書き出し:〇(プラグインのインストールが必要)
専門用語だとややこしいいですが、
簡単にまとめると、
静止画は1400万画素、
動画は4Kサイズの高画質撮影ができる機能を持っています。
外観
外観はコンパクトで、
普通のカメラよりも軽量で小さい作りになっています。
スマホより小さいですね。
幅は狭く、厚さもポケットに入る薄さで、
抜群の携帯性を実現しています。
レンズは平面でなく、本体から少し飛び出しているので
傷を付けないように注意が必要です。
持ち運びは専用のケースに入れることになります。
本体の下側にはネジ穴があるので三脚に取り付けて固定が可能です。
三脚にセッティングするとこんな感じになります。
スマホとの連携
THETA Vは単体でも写真と動画をボタン一つで取ることができます。
ただ本体にはモニターがないので、
撮った写真や動画の確認はスマホとWiFi
あるいはBluetoothで接続して使用することなります。
スマホの連携アプリは「THETA」、
編集用には別のアプリ「THETA+」が用意されています。
いずれもリコーが無料で配布していて、
公式サイトからダウンロードでます。
もちろん、PCとの接続も可能でUSBケーブルで
PCへファイルの取り込みが可能です。
360度写真
THETA Vで撮影した写真がこちら。
ビュワー上でマウスあるいは指でグリグリすると
ズーム、ズームアウト、画角の変更が可能です。
この写真は淡路島で釣りをした時の様子を撮ったものです。
Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
360度動画
釣り人として、特にお一人様の釣り人として
非常に便利だと感じたのは、360度動画の撮影です。
お一人様の釣りは他人に釣りをしているところを
撮ってもらうことが難しいので、
基本的にはカメラを固定して撮ることになります。
通常のビデオカメラやアクションカメラを三脚や体に固定して撮影すると、
アングルからはみ出た部分は映像に残すことができません。
一方、360度動画だと、
固定した位置から見える全ての景色を映像として撮ることができます。
例えば、魚が掛かって、Uの字に曲がっている竿先から、
足元の海面に上がってくる魚を一つのカメラで一度に取れてしまいます。
この便利さは画期的!
魚が釣れている動画ではないですが、
紀州釣りをしているところを撮った360度動画がこちら。
(↑再生中に動画をグリグリすると360度の動画を見ることができます)
釣り座からダンゴが着水するポイントはもちろん、
前後、左右、上下の全てが記録されています。
このような360度動画は紀州釣りに限らず、
サビキ、投げ釣り、フカセ釣り、磯釣り、バス釣り、ヘラブナ釣りなど
いろんな釣りにで役立つはずです!
注:スマホのブラウザーでは360度の映像を見ることができないようです。
スマホで360度の動画を再生するには、YouTubeアプリで再生してくださいね。
防水性
私が360度カメラを買った理由の半分が、水中の撮影をするため。
しかし、THETA V本体には防水機能はないので、
水中で撮影するための水中ハウジングケースが必要です。
その水中ハウジングケース を使った映像が
THETAの公式YouTubeサイトにアップされています。
この動画ほど綺麗にではないですが、
淡路島の釣りの時に撮った海中動画がこちら。
魚が泳いでいる様子を撮ることができました。
夜間撮影
THETA Vは、暗い場所にも強い高感度性が特徴で、
静止画では最大ISO3200、
動画では最大ISO6400を実現しています。
大阪国際空港の夜間に着陸する航空機を
撮影した映像がこちらです(THETAの公式YouTubeサイトより)。
こちらは淡路サービエスリの夜景の様子を撮った写真です。
イルミネーションと遠くの明石海峡大橋を写すことができました。
360度カメラすげぇ。 淡路サービスエルアで360度カメラTHETA Vを使ってみました。 大橋と観覧車を一度に撮れましたぁ。 動画はもっとすごい! 360度カメラの可能性に今更気づきました! #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
まとめ
THETA Vは、携帯性に優れて、
どこでも360度写真や動画を撮ることができる優れもの。
三脚に固定しておけば、
釣りの様子すべてを簡単に動画として残すことができます。
お一人様の釣行記録を撮るのに非常に便利ですし、
家族やグループ、釣り以外のアウトドアシーでも活躍することまちがいないです。
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