優越コンプレックスは他者の人生を生き、永遠に不幸を必要とする




Pocket
LINEで送る

強い劣等感をに苦しみながらも、

努力や成長といった健全な手段によって補償する勇気がない。

かといって、「AだからBできない」とういう劣等コンプレックスでも我慢できない。

「できない自分」を受け入れられない。

そうなると、人は、もっと安直な手段によって、補償しよう、と考えます。

あたかも自分が優れているかのように振る舞い、偽りの優越感に浸るのです。

これが優越コンプレックス。

優越コンプレックスの一つ「権威づけ」は、

自分が権力者と懇意であることをことさらアピールすること。

それによって、自分が特別な存在であるかのように見せつける。

根底には強烈な劣等感がある。

権威の力を借りて自らを大きく見せている人は、

結局他者の価値観に生き、

他者の人生を生きている。

また、劣等感そのものを先鋭化させることによって、

特異的な優越感に至る不幸自慢も優越コンプレックスの現れ。

不幸自慢とは、生い立ちや、自らに降りかかった不幸を、

まるで自慢話する可能ように語ること。

不幸であることによって「特別」であろうとして、

不幸である一点において、人の上に立とうとします。

自らの不幸を武器に、相手を支配しようとする。

自らの不幸を「特別」であるための武器として使っているかぎり、

その人は永遠に不幸を必要とすることになります。

嫌われる勇気」より

嫌われる勇気・幸せになる勇気「嫌われる勇気」から知る紀州釣りを楽しむためのアドラー心理学
はじめに 岸見一郎さんのアドラー心理学を対話形式で紹介した本「嫌われる勇気」に出会ったのは今年の1月。 その後すぐに出版された続...
Pocket
LINEで送る

フォローする