はじめに
2回目の突発性難聴になりましたが、今回も回復しました。
完治にはなっていませんが、突発性難聴について書き留めておこうと思います。
1回目の突発性難聴はは2015年の6月でした。
この時は、日曜日に起きたら右耳の聴力が落ちていました。
症状は1ヶ月以上続いて、点滴、飲み薬を継続しましたが治らず。
この時は念のため、脳のMRI検査をして、異常はなかったので難聴の原因は不明となりました。
症状が出てから治療の開始が2週間目と遅かったで症状が固定してしまったと諦めていたら、いつの間にか回復していました。
回復の原因はわかりませんでしたが、仕事のストレスが軽減したのと、ハワイ旅行で癒されたことがよかったのかもしれません。
突発性難聴から回復する確率は低いらしいので、不幸中の幸いでした。
そして、2019年の年明け、初釣りから帰宅して、今度は左耳の聴力が急に落ちました。
今回は1回目よりも聞きずらく、耳鳴りがひどかったです。
翌日、すぐに耳鼻科で1週間の点滴を開始して、その後は飲み薬での治療を行いました。
突発性難聴とは
突発性難聴(とっぱつせいなんちょう)とは突発的におきる原因不明の急性感音難聴です。
原因は不明ですが、いくつか説があるようです。
内耳循環障害説では健康人の発症が多いことや、再発しないことが説明できず、きわめて症状が似ている疾患にムンプスウイルス)感染によるムンプス難聴やヘルペスウイルス感染による内耳炎があり、ウイルス原因説には矛盾はないためウイルス感染説が有力とされている。ムンプスで一側の高度難聴をきたすことはよく知られている。突発性難聴の約7%はムンプスの不顕性感染であるという報告もある。
引用元:Wikipedia
症状は2週間でおおむねかたまり、1ヶ月で完全に固定とされています。
一般的には発症から1週間以内に治療されれば治療成績は比較的良好であるが、それ以降は治療成績は落ち、2週間を過ぎると治癒の確率は大幅に低下する。
引用元:Wikipedia
治療の開始が発症から1週間以上遅れた場合は予後が悪いそうです。
突発性難聴の完治率は「3分の1」と言われていて、3人に1人は完治、3人に1人は症状が緩和、3人に1人が聴力の改善が見られないんだそうです。
治療はステロイド剤の投与(パルス療法)がほとんどの施設で第一選択になっていて、私もこの治療を1週間受けました。
その後は、飲み薬を処方されました。
聴力検査の結果
聴力が落ちた直後の聴力検査結果がこちら。
正常聴力の場合は、0dB近辺で、難聴の程度が強くなるほどこの値が大きくなります。
通常30dB以上が「軽度難聴」、50dB以上が「中度難聴」、70dB以上が「高度難聴」、100dB以上が「ろう」とされます。
症状が現れてから1ヶ月後の聴力検査結果です。
当初よりも回復しましたが、症状が出てからの期間を考えると、このまま固定する可能性が高いということでした。
そして、これが直近で検査した結果です。
症状が出てから1ヶ月半が経っていました。
ほとんど正常値に戻っています。
先生はいい意味での誤算でしたと、嬉しい言葉をかけてくれました。
聴力は戻りましたが、耳鳴りは残っているので、完治とはいかず。
とりあえず、治療はこれ以上することなく、様子見となりました。
まとめ
症状が出てから、回復するまでにいろいろなことがありました。
仕事の忙しさは、1回目に難聴になった時と同じくらいのハードさ。
そして、赤ちゃんが生まれて、いい意味で仕事をセーブすることができました。
赤ちゃんが生まれたことも精神的に良い影響を受けたと思います。
2回目の突発性難聴から復活した経験から、自分の体が一番、家族が二番、仕事は三の次ということを身にしみて経験しました。
耳が聞こえなくなっても、会社は同情してくれても、何もしてくれません。
聴力が急に落ちたら、どんなことがあってもすぐに耳鼻科に行って、治療を開始することが大切です!