マネックス証券が米国株の手数料を大幅に下げてきました。
投資家にとって、コスト面で久しぶりにいいニュースです。
マネックスさん、いい仕事します!
米国株の手数料を5ドルだったものを、50分の1の0.1ドルに下げて、
買い付け時の為替手数料を期間限定ですが、無料にしています。
この手数料のやすさは、SBI証券と楽天証券を含む3大ネット証券の中では抜群に安いです。
最低手数料というのがちょっとわかりにくいんですが、
簡単にいうと、1,111米ドル以下の売買手数料でマネックスが最安値になります。
これ以上の金額だと、SBI証券と楽天証券と同じになります。
どういうことかというと、
1,111米ドルの売買の時の手数料は、
マネックス証券、SBI証券、楽天証券いずれも4.99米ドルです。
1,111米ドル×0.45% = 4.99米ドル
1,111米ドル以上では、マネックス証券、SBI証券、楽天証券いずれも
手数料は変わらないことになります。
一方、1,111米ドル以下の売買の場合、
例えば500米ドルの売買の時の手数料は、
計算上は2.25米ドルですが(500米ドル×0.45% = 2.25米ドル)、
SBI証券、楽天証券では最低手数料の5米ドルが適用されます。
一方、マネックス証券は最低手数料0.1米ドルなので、
2.25米ドルが適用されることになります。
今回の手数料の大幅な下げで、
Amazonをはじめとする有名企業の株式に
低コストで投資することができるようになったのは
外国株式投資家にとっては嬉しいこと。
個人的には現物株は買わない主義なんですが、
Uberなんかの有望企業に長期で投資するのは
検討の価値ありと考えています。
マネックス証券で外国株式を購入するまでの流れはざっくり以下になります。
- 総合取引口座開設
- 外国株式取引口座開設
- 資金振込
- 日本円をドルに振替
- 株式購入
まだマネックス証券の口座を持っていない人は、口座開設から始めてくださいね。
ちなみに、私はずいぶん以前にマネックス証券の外国株式でETFを購入しています。
銘柄はVWO(VANGUARD FTSE EMERGING MAR)です。
インデックス銘柄の投資環境が整っていなかった当時、
米国株の勉強をかねて新興国株式のインデックス銘柄として買っていました。
このVWOは、なんと約定金額1,670ドルに対して、評価益+1,478ドル。
ほぼ倍になっています。
インデックス投資の冥利につきますね。
ただ、低コストで投資できるインデックス銘柄が揃った今では
外国株のETFをわざわざ買わなくてもよくなりました。
一方で、世界を動かす力のある企業の外国株式に低コストで
投資できる環境がそろったのは嬉しいことですね。